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こがね‐むし【黄金虫・金亀子】🔗⭐🔉
こがね‐むし【黄金虫・金亀子】
1 コガネムシ科の昆虫。体長二センチメートルたらず。卵形で光沢の強い金緑色で、ときに銅赤色を帯びる。成虫は六〜八月に発生し、ナラ、クヌギの葉を食害。幼虫も土中にあって農作物や樹木の根を食べる害虫で、ジムシ、ネキリムシとよばれる。日本各地、中国、朝鮮などの暖地に分布。《季・夏》
2 コガネムシ科に属する昆虫の総称。種類はきわめて多く、世界に約一万五〇〇〇種、日本にも二五〇種ほど知られる。体長も二ミリメートルから一〇センチメートルを越えるものまである。食葉類と食糞類とに大別され、前者にはコガネムシ、ヒメコガネ、カブトムシなど、後者にはスカラベ、マグソコガネなどが属する。
こがね‐めぬき【黄金目貫】🔗⭐🔉
こがね‐めぬき【黄金目貫】
1 刀の柄の留め釘の上につける菊花の形をした純金の飾り。
2 (花の形が、刀の目貫の模様に似ているところからいう)「かんぎく(寒菊)」の異名。
3 「みやこぐさ(都草)」の異名。
4 「りゅうのうぎく(竜脳菊)」の異名。
こがね‐もち【黄金餅】🔗⭐🔉
こがね‐もち【黄金餅】
粟餅(あわもち)、または豆餅の美称。
歌舞伎所作事「粟餅」の別称。


こがね‐やなぎ【黄金柳】🔗⭐🔉
こがね‐やなぎ【黄金柳】
シソ科の多年草。東シベリア、中国北部、朝鮮の原産で享保年間に渡来した。薬用または観賞用として庭園で栽培される。茎には四稜があり高さ三〇〜六〇センチメートル。全体にまばらに短毛を生じる。葉は対生し披針形で先端はとがる。夏、枝先に長さ約二・五センチメートルの紫色の筒状唇形花を総状につける。漢方では根を乾燥して解熱、腹痛、下痢止め薬などに使う。和名は黄色の根の色による。こがねばな。漢名、黄
。

こがねやま‐じんじゃ【黄金山神社】🔗⭐🔉
こがねやま‐じんじゃ【黄金山神社】
宮城県牡鹿郡牡鹿町にある旧県社。祭神は金山毘古神、金山比売神。天平二年陸奥国から日本ではじめて金が産出されたことを祝い、聖武天皇の詔により創建されたと伝えられる。通称金華山神社。
宮城県遠田郡涌谷町にある旧県社。祭神は天照大神、金山彦神、猿田彦神。宝亀元年に創建され、延暦一八年坂上田村麻呂が再建したと伝えられる。


日国 ページ 7491。