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ざ‐こつ【挫骨】🔗🔉

ざ‐こつ【挫骨】 骨をくじくこと。また、その骨。

ざこつ‐しんけい【坐骨神経】🔗🔉

ざこつ‐しんけい【坐骨神経】 下肢の運動および知覚をつかさどる神経。人体の神経中最も太くて長い。骨盤の中の坐骨神経叢に始まって大腿の後面を走り、膝がしらのやや上方で総腓骨(そうひこつ)神経と脛骨(けいこつ)神経とに分かれる。外傷、圧迫、寒冷などにおかされやすい。

ざこつ‐しんけいつう【坐骨神経痛】🔗🔉

ざこつ‐しんけいつう【坐骨神経痛】 骨盤内障害および腰椎、仙骨の疾患によって起こる末梢性神経痛。痛みは坐骨神経の走っている方向に沿って、臀部から大腿後面、膝のうしろ、ふくらはぎ、足に及ぶ。

ざこ‐ね【雑魚寝・雑居寝】🔗🔉

ざこ‐ね【雑魚寝・雑居寝】 1 一つの場所に多数の人が入り交じって寝ること。 2 民間習俗の一つで、主として節分の夜、神社などに男女多数が参籠して、共寝をした行事。京都大原の江文(えぶみ)神社の大原雑魚寝が有名。雑魚寝祭。《季・冬》 3 上方(かみがた)の花柳界で、数名の客と芸者が、一室にまじって寝ること。

さこのさむろう【左近三郎】(サコのサムラウ)🔗🔉

さこのさむろう【左近三郎】(サコのサムラウ) 狂言。大蔵流。左近三郎という狩人が、狩に行く道で出会った僧にいろいろいやがらせを言うが、僧との応答で次第に打ち解ける。和泉流番外曲の「出家猟人」、「狂言記」の「鹿狩(ししかり)」は同曲。

ざこ‐ば【雑喉場】🔗🔉

ざこ‐ば【雑喉場】 江戸時代、大坂最大の生魚市場の通称。また、魚類市場一般をさすこともある。大坂の場合には、石山本願寺建立以後、魚類商が集まったことに始まり、いく度か移転したが、慶安・承応年間に鷺島に開設して以来このように称される。

サゴ‐ベい【沙穀米】🔗🔉

サゴ‐ベい【沙穀米】 サゴ椰子の幹から採取した白い澱粉。食料やのりの原料にする。サンゴべい。サゴ。

サゴ‐やし【沙穀椰子・西穀椰子】🔗🔉

サゴ‐やし【沙穀椰子・西穀椰子】 椰子科の常緑高木。マレーシア原産で、淡水性湿地に生え、また、澱粉採取用に栽培される。日本では観賞用に温室栽培される。幹は株立ちして高さ一五メートルに達する。葉は羽状複葉で長さ五メートルぐらいになり、小葉は長さ約一メートル、幅約八センチメートル。果実は径四センチメートルの扁球形で鱗片におおわれている。幹から澱粉を採取する。このほかに、マレーシアや太平洋諸島に生えるサゴヤシ属(タイヘイヨウゾウゲヤシ属)の数種の植物からも澱粉がとれ、それらを総称してサゴヤシということもある。まさごやし。せいごやし。

日国 ページ 8652