複数辞典一括検索+![]()
![]()
だい‐しょう【大小】(‥セウ)🔗⭐🔉
だい‐しょう【大小】(‥セウ)
1 大きいことと小さいこと。また、大きいものと小さいもの。*源氏‐賢木「大小の事を隔てず、何事も御うしろみとおぼせ」
2 大刀と小刀。刀と脇差。長大な打刀(うちがたな)と短小の打刀。*伊達日記‐中「御腰物大小」
3 大鼓と小鼓。
4 大の月と小の月。陰暦では、一か月三〇日であるのを大の月、二九日であるのを小の月といい、陽暦では三一日を大、三〇日または二八日(閏年は二九日)であるのを小とする。
5 陰暦の大と小の月を、いろいろな趣向を用いて簡単にわかるように印刷した暦。柱暦。
●大小の額(がく)
表に大の字、裏に小の字を書いた額。大の月、小の月によって月ごとにかけかえるもの。
●大小の神祇(じんぎ)
大社と小社の神々。誓詞の終わりに「大小の神祇の御罰云々」と記して用いた。
●大小は武士(ぶし)の魂(たましい)
大刀・小刀は武士の精神の宿っているものである。また、大小の刀は武士の精神の象徴である。
だい‐しょう【大升】🔗⭐🔉
だい‐しょう【大升】
1 律令制以前の、容量の単位の一つ。大尺六尺四方を一歩としたとき、この単位面積からの収穫米の量。大尺は小尺(天平尺、今の曲尺に近い)の一・二尺。
2 律令制以後の、容量の単位の一つ。小升の三倍。銀・銅・穀を計量するのに用いた。和銅六年の度量衡制の改定の内容は明らかでないが、延喜式(雑式)では薬の計量以外は大升によるとなっているので、令の小升中心から大升中心への方針転換があったと思われる。奈良時代の大升の容積は今日の枡の約四合にあたると計算されている。
だい‐しょう【大祥】(‥シャウ)🔗⭐🔉
だい‐しょう【大祥】(‥シャウ)
=だいしょうき(大祥忌)
だい‐しょう【大聖】(‥シャウ)🔗⭐🔉
だい‐しょう【大聖】(‥シャウ)
仏語。仏の異称。また菩薩や声聞にもいう。
だい‐しょう【代将】(‥シャウ)🔗⭐🔉
だい‐しょう【代将】(‥シャウ)
アメリカなどの軍人の階級のうち、将官の最下位。少将の下位、大佐の上に位する。准将。
だい‐しょう【代償】(‥シャウ)🔗⭐🔉
だい‐しょう【代償】(‥シャウ)
1 本人に代わってつぐないをすること。他人に代わって弁償すること。代弁。たてひき。
2 他人に及ぼした損害のつぐないとして、その代価を払うこと。損害のつぐない。
だいしょう‐いり【大小入】(ダイセウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐いり【大小入】(ダイセウ‥)
歌舞伎の下座音楽の一つ。大鼓・小鼓の音を入れるもの。
だいしょう‐かたしゃぎり【大小片しゃぎり】(ダイセウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐かたしゃぎり【大小片しゃぎり】(ダイセウ‥)
歌舞伎の鳴物の一つ。片しゃぎりの囃子に、大鼓・小鼓の音を加えたもの。時代物の幕切れや退場のときなどに用いる。
だいしょう‐かんぎてん【大聖歓喜天】(ダイシャウクヮンギテン)🔗⭐🔉
だいしょう‐かんぎてん【大聖歓喜天】(ダイシャウクヮンギテン)
=かんぎてん(歓喜天)
だい‐しょうき【大祥忌】(‥シャウキ)🔗⭐🔉
だい‐しょうき【大祥忌】(‥シャウキ)
(「祥」は凶服から吉服に着かえる意)人の死後、翌々年目の命日に行う法要。大祥。三回忌。三年忌。
だい‐しょうこ【大鉦鼓】(‥シャウコ)🔗⭐🔉
だい‐しょうこ【大鉦鼓】(‥シャウコ)
(「たいしょうこ」とも)雅楽の打楽器の一つ。管弦に用いる鉦鼓より大きく、舞楽に用いる。径約四〇センチメートルで火焔をかたどった台架に垂らす。演奏者は立ってこれを打つ。
だい‐しょうこく【大相国】(‥シャウコク)🔗⭐🔉
だい‐しょうこく【大相国】(‥シャウコク)
(「たいしょうこく」とも)太政大臣(だいじょうだいじん)の唐名。
だいしょう‐じ【大小事】(ダイセウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐じ【大小事】(ダイセウ‥)
大小の事柄。大事と小事。大事や小事。
だいしょう‐じ【大聖寺】(ダイシャウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐じ【大聖寺】(ダイシャウ‥)
山形県東置賜郡高畠町にある真言宗智山派の寺。山号は松高山。大同二年徳一(とくいつ)が創建。江戸時代、院家となり住持は将軍との謁見を許された。
石川県加賀市の中心市街地の地名。中世、大聖寺の門前町としておこり、近世、前田氏一〇万石の城下町として発達。絹・人絹織物を生産。
明治四年七月の廃藩置県により成立した県。加賀国(石川県)江沼郡および能美郡の一部を含めて設置。同年一一月に金沢県に合併。翌年、金沢県は石川県と改称。
山形県東置賜郡高畠町にある真言宗智山派の寺。山号は松高山。大同二年徳一(とくいつ)が創建。江戸時代、院家となり住持は将軍との謁見を許された。
石川県加賀市の中心市街地の地名。中世、大聖寺の門前町としておこり、近世、前田氏一〇万石の城下町として発達。絹・人絹織物を生産。
明治四年七月の廃藩置県により成立した県。加賀国(石川県)江沼郡および能美郡の一部を含めて設置。同年一一月に金沢県に合併。翌年、金沢県は石川県と改称。
だい‐しょうじ【大床子】(‥シャウジ)🔗⭐🔉
だい‐しょうじ【大床子】(‥シャウジ)
天皇がその上にすわる脚のついた台。食事や理髪などのときに用いる。
●大床子の御物(おもの)
宮中の清涼殿の母舎(もや)の大床子に着座してする天皇の正式の食事。臣下が陪膳する。
だいしょうじ‐じょう【大聖寺城】(ダイシャウジジャウ)🔗⭐🔉
だいしょうじ‐じょう【大聖寺城】(ダイシャウジジャウ)
石川県加賀市にあった城。建武年間にはすでにあり、一向宗や朝倉氏が入城。織田信長が戸沢氏、柴田勝家が邦藤氏、豊臣秀吉が溝口氏らを封じたが関ケ原の役で落城。元和元年一国一城令で廃城。
だいしょう‐たいとう【大小対当】(ダイセウタイタウ)🔗⭐🔉
だいしょう‐たいとう【大小対当】(ダイセウタイタウ)
(ラテンsubalternatio英subalternate oppositionの訳語)伝統的形式論理学で、同じ主語と述語をもつ、異量であるが同質の二つの命題間の真偽関係。全称肯定命題と、特称肯定命題の間と、全称否定命題と特称否定命題との間の真偽関係。具体的には、全称命題が真のとき、特称命題も真、全称命題が偽のとき、特称命題も偽。特称命題が真なら全称命題は真か偽のどちらかとなり、特称命題が偽なら、全称命題も偽となる関係。記号論理学では、二つの命題pとqの間で、pが真ならqも真、しかもpが偽ならqは真か偽のどちらかとなる関係があるとき、pのqに対する関係をさす。
だいしょうねつ‐じごく【大焦熱地獄】(ダイセウネツヂゴク)🔗⭐🔉
だいしょうねつ‐じごく【大焦熱地獄】(ダイセウネツヂゴク)
(「大焦熱」は梵prat
panaの訳)仏語。八熱地獄の第七番目。焦熱地獄の下、無間地獄の上にあり、罪人は炎熱で焼かれ、その苦は他の地獄の一〇倍といわれる。殺生・偸盗・邪婬・妄語・邪見などの罪を犯したものが、無量億千歳にわたって苦を受けるという。
panaの訳)仏語。八熱地獄の第七番目。焦熱地獄の下、無間地獄の上にあり、罪人は炎熱で焼かれ、その苦は他の地獄の一〇倍といわれる。殺生・偸盗・邪婬・妄語・邪見などの罪を犯したものが、無量億千歳にわたって苦を受けるという。
だいしょう‐べん【大小便】(ダイセウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐べん【大小便】(ダイセウ‥)
大便と小便。大小用。両便。
だいしょう‐まえ【大小前】(ダイセウまへ)🔗⭐🔉
だいしょう‐まえ【大小前】(ダイセウまへ)
(大小座の前の意)能舞台の、大鼓方と小鼓方の着座する所(大小座)の前あたりの場所。舞台正面中央の奥。
だいしょう‐よう【大小用】(ダイセウ‥)🔗⭐🔉
だいしょう‐よう【大小用】(ダイセウ‥)
=だいしょうべん(大小便)
だい‐しょうり【大勝利】🔗⭐🔉
だい‐しょうり【大勝利】
大きく差をつけて勝つこと。大いに勝つこと。大勝。
日国に「だいしょう」で始まるの検索結果 1-22。