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なん‐ざん【南山】🔗🔉

なん‐ざん【南山】 1 南方にある山。特に陶潜の「飲酒詩」から、世俗を離れたすまいから望む山をいう。 2 (「南山の寿」から)人の長寿を祝うこと。 3 =あずち() 吉野山をいう。また、南朝の意に用いる。 高野山の異称。比叡山を北嶺と呼ぶのに対していう。 江戸の芝、三縁山(増上寺の山号)の異称。また、増上寺のこと。 中国の長安(現在の西安)の東南にある終南山の異称。 中国遼寧省金州城南にある小丘。日露戦争の激戦地。 ●南山の寿(じゅ) (「詩経‐小雅・天保」による)終南山が崩れないのと同じく、いつまでも丈夫でいること。人の長寿を祝う語。

なん‐ざん【難山】🔗🔉

なん‐ざん【難山】 けわしい山。越えるのに困難な山。

なん‐ざん【難産】🔗🔉

なん‐ざん【難産】 1 出産が困難なこと。苦しんで分娩(ぶんべん)すること。 2 (比喩的に)物事が容易に成立しないこと。長びいてなかなか埒(らち)が明かないこと。 ●難産色に懲りず 難産で苦しんだはずの女が、出産が終わると懲りもしないで、また色欲にふけること。苦しいことであったのにそれが終われば性こりもなく同じ事を繰り返すこと。のど元過ぎれば熱さを忘れる。

なんざん‐だいがく【南山大学】🔗🔉

なんざん‐だいがく【南山大学】 名古屋市昭和区にある私立の大学。昭和七年カトリック神言会が開設した南山中学校に始まる。同二一年南山外国語専門学校となり、同二四年大学となる。

なんざん‐だいし【南山大師】🔗🔉

なんざん‐だいし【南山大師】 (高野山を開いたところから)真言宗の開祖、空海の異称。

なんざん‐ふらく【南山不落】🔗🔉

なんざん‐ふらく【南山不落】 中国、陝西省にある終南山のように永遠に崩壊しないこと。城などの堅固なことにいう。

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