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広辞苑の検索結果 (7)

なん‐ざん【南山】🔗🔉

なん‐ざん南山】 ①中国陝西省にある終南山の異称。 ②中国遼東半島の金州城の南にある小丘。1904年(明治37)5月の日露戦争激戦地。 ③比叡山を北山と呼ぶのに対して、高野山の異称。 ④(「南山の寿」に基づく)長命を賀すること。 ⑤(→)「あずち」に同じ。 ⇒なんざん‐だいし【南山大師】 ⇒なんざん‐の‐じゅ【南山の寿】 ⇒なんざん‐ふらく【南山不落】

なん‐ざん【難山】🔗🔉

なん‐ざん難山】 けわしい山。越すのに困難な山。

なん‐ざん【難産】🔗🔉

なん‐ざん難産】 ①出産が平常でなく困難なこと。「長男は―だった」↔安産。 ②比喩的に、物事がたやすく成立しないこと。「―の末に成立した法律」 ⇒難産色に懲りず ○難産色に懲りずなんざんいろにこりず 難産で苦しんだはずの女が、その苦難に懲りずに、またその苦しみのもとである色事を行う意。苦しかったはずなのに、懲りずにまた同じような事を繰り返すことのたとえ。 ⇒なん‐ざん【難産】

○難産色に懲りずなんざんいろにこりず🔗🔉

○難産色に懲りずなんざんいろにこりず 難産で苦しんだはずの女が、その苦難に懲りずに、またその苦しみのもとである色事を行う意。苦しかったはずなのに、懲りずにまた同じような事を繰り返すことのたとえ。 ⇒なん‐ざん【難産】 なんざん‐だいし南山大師】 (高野山を開いたのでいう)弘法大師(空海)の異称。 ⇒なん‐ざん【南山】 なんざん‐の‐じゅ南山の寿】 [詩経小雅、天保]終南山が永久に崩れないのと同様に、その人の事業が永久であること。転じて、人の長寿を祝うことば。 ⇒なん‐ざん【南山】 なんざん‐ふらく南山不落】 終南山の堅固なことを、城の要害の堅固なことに比していう語。 ⇒なん‐ざん【南山】 なん‐し男子】 おとこ。だんし。 なんし南史】 二十四史の一つ。宋・南斉・梁・陳の4史を要約し、南朝4代170年間の事跡を記した史書。唐の李延寿撰。本紀10巻、列伝70巻。→北史 なん‐し南至】 (秋分の日から太陽が南方に回り、冬至の日にその極に達することから)(→)冬至とうじに同じ。 なん‐し南枝】 南の方にのびた草木の枝。南柯なんか⇒なんし‐しゅんしん【南枝春信】 なん‐じ難字】 むずかしい文字。難解な漢字。 なん‐じ難事】 解決・処理がむずかしい事柄・事件。 なん‐じ難治‥ヂ ①おさめにくいこと。 ②病のなおりにくいこと。 ③むずかしいこと。困難。難儀。平家物語11「京都の経回―の間、身を在々所々にかくし」 なんじ汝・爾ナンヂ 〔代〕 (ナムチの転)同等以下の相手を指す語。お前。そち。竹取物語「―が助けにとて片時の程とて下ししを」 ⇒汝の敵を愛せよ ⇒汝自らを知れ なん‐しき軟式】 軟らかい材料を使う方式。特に、野球・テニスなどで軟球を使う方式。↔硬式。 ⇒なんしき‐ひこうせん【軟式飛行船】 ⇒なんしき‐やきゅう【軟式野球】 なんしき‐ひこうせん軟式飛行船‥カウ‥ 骨格がなく気嚢きのうのほとんど全部を折畳みにできる飛行船。 ⇒なん‐しき【軟式】 なんしき‐やきゅう軟式野球‥キウ 軟球で行う野球。日本独自のもので、大正末〜昭和初期に始まる。↔硬式野球 ⇒なん‐しき【軟式】 なんし‐しゅんしん南枝春信】 (画題)梅を描いたもの。南画・文人画に多い。 ⇒なん‐し【南枝】 なん‐しつ軟質】 質がやわらかいこと。やわらかい性質。 ⇒なんしつ‐ガラス【軟質硝子】 ⇒なんしつ‐こむぎ【軟質小麦】 なんしつ‐ガラス軟質硝子】 硬質ガラスに対して、普通のガラスの称。窓ガラス・食器用ガラス・瓶ガラスなど。 ⇒なん‐しつ【軟質】 なんしつ‐こむぎ軟質小麦】 穀粒の軟らかい小麦。一般にグルテン含量が少なく、主に薄力粉に加工される。 ⇒なん‐しつ【軟質】

なんざん‐だいし【南山大師】🔗🔉

なんざん‐だいし南山大師】 (高野山を開いたのでいう)弘法大師(空海)の異称。 ⇒なん‐ざん【南山】

なんざん‐の‐じゅ【南山の寿】🔗🔉

なんざん‐の‐じゅ南山の寿】 [詩経小雅、天保]終南山が永久に崩れないのと同様に、その人の事業が永久であること。転じて、人の長寿を祝うことば。 ⇒なん‐ざん【南山】

なんざん‐ふらく【南山不落】🔗🔉

なんざん‐ふらく南山不落】 終南山の堅固なことを、城の要害の堅固なことに比していう語。 ⇒なん‐ざん【南山】

大辞林の検索結果 (9)

なん-ざん【南山】🔗🔉

なん-ざん [1] 【南山】 (1)南方の山。 (2)(比叡山を「北嶺」というのに対して)高野山のこと。特に,金剛峰寺(コンゴウブジ)。 (3)「(アズチ)」に同じ。 (4)中国,遼寧省金州城の南にある小丘。日露戦争の激戦地。 (5)中国,西安の近郊にある終南山(シユウナンザン)の異名。

なんざん-だいし【南山大師】🔗🔉

なんざん-だいし 【南山大師】 高野山金剛峰寺の開祖,空海の敬称。

なんざん-の-じゅ【南山の寿】🔗🔉

なんざん-の-じゅ 【南山の寿】 〔「詩経(小雅,天保)」にある語。終南山がいつまでも崩れないように,事業が永遠である意から〕 人の長寿を祝う言葉。

なんざん-ふらく【南山不落】🔗🔉

なんざん-ふらく [1] 【南山不落】 城などの要害の堅固なことを,終南山の堅固なことにたとえていう語。

なん-ざん【難産】🔗🔉

なん-ざん [1] 【難産】 (名)スル (1)分娩に通常以上の困難が伴うこと。 ⇔安産 (2)物事が困難などにあい予想以上に長引いて成立すること。「―の末,法案が国会を通過した」

なんざん-こりょう【南山古梁】🔗🔉

なんざん-こりょう ―コリヤウ 【南山古梁】 (1753-1839) 江戸後期の禅僧・漢詩人。相模の人。名は紹岷,古梁は字(アザナ),南山は号。山庵とも号した。仏・儒を修め詩文書画をよくした。仙台の瑞鳳寺に住し,東(アズマ)東洋・菅井梅関らと交遊。著「南山外集」

なんざん-だいがく【南山大学】🔗🔉

なんざん-だいがく 【南山大学】 私立大学の一。カトリック修道会の神言会により,1932年(昭和7)設立の南山中学校,46年設立の南山外国語専門学校を源に,名古屋外国語専門学校を経て,49年新制大学となる。本部は名古屋市昭和区。

なんざん-りっしゅう【南山律宗】🔗🔉

なんざん-りっしゅう 【南山律宗】 唐の南山道宣を宗祖とする律宗。律宗の中で最も広まり,鑑真によって日本へ伝えられたのもこの系統。 →律宗

なんざん【難産】(和英)🔗🔉

なんざん【難産】 a difficult delivery.〜する have hard labor.

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