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はりま【播磨】🔗🔉

はりま【播磨】 山陽道八か国の一つ。大化改新後に、針間・鴨・明石の三か国が一国となる。国府・国分寺はともに姫路市に置かれた。鎌倉時代は梶原景時・小山朝政らが守護。南北朝時代以降は主に赤松氏の支配下にあり、豊臣秀吉、木下家定らが封じられた。関ケ原の戦い後池田輝政の所領となり、のち明石、赤穂などの諸藩・天領に分割された。明治四年の廃藩置県後は姫路県となり、さらに飾磨県と改称され、同九年兵庫県に合併された。播州(ばんしゅう)。

はりま‐あさぎ【播磨浅葱】🔗🔉

はりま‐あさぎ【播磨浅葱】 播磨国で産する浅葱色の布。

はりま‐がみ【播磨紙】🔗🔉

はりま‐がみ【播磨紙】 播磨国から産する紙。

はりま‐なだ【播磨灘】🔗🔉

はりま‐なだ【播磨灘】 瀬戸内海の東部を占める海域。播磨平野・淡路島・小豆島・四国に限られる。

はりま‐なべ【播磨鍋】🔗🔉

はりま‐なべ【播磨鍋】 1 播磨国産の銅製の鍋。薄手で熱を伝えるのが早い。 2 (早く煮えることを「尻が早い」にいいかけて)尻の軽い女。浮気女。

はりま‐ぶし【播磨節】🔗🔉

はりま‐ぶし【播磨節】 江戸時代、寛文の頃、井上播磨掾(はりまのじょう)が語り出した浄瑠璃節の一派。曲調は重々しく、義太夫節の先駆。

はりまふどき【播磨風土記】🔗🔉

はりまふどき【播磨風土記】 地方誌。和銅六年の中央官命によって播磨国国庁から報告した公文書。霊亀元年以前に撰進。稿本で解文(げぶみ)風の体裁をもつ。現存本は、巻首と、それに続くはずの明石郡のすべておよび賀古郡の冒頭数行分の記事を欠く。

はりま‐へいや【播磨平野】🔗🔉

はりま‐へいや【播磨平野】 兵庫県西南部の平野。播磨灘に面する。古来穀倉地帯として知られたが、第二次世界大戦後は臨海部に工業地域が形成された。姫路平野。播州平野。

はりま‐もの【播磨物】🔗🔉

はりま‐もの【播磨物】 播磨国の刀工、安頼一門が鍛えた刀の称。

はりま‐や【播磨屋】🔗🔉

はりま‐や【播磨屋】 歌舞伎俳優の屋号。初世中村歌六が名乗り、その子孫の中村吉右衛門、中村時蔵らが用いる。

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