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さや・る【障る】🔗🔉

さや・る【障る】 〔自ラ四〕 1 行手(ゆくて)をさえぎられる。さまたげられる。また、網、わななどにかかる。*古事記‐中・歌謡「鴫は佐夜良(サヤラ)ずいすくはしくぢら佐夜流(サヤル)」 2 立ちふさがる。さしつかえる。*万葉‐八七〇「今日行きて明日は来なむを何か佐夜礼(サヤレ)る」

さわ・る【障る】(さはる)🔗🔉

さわ・る【障る】(さはる) 〔自ラ五(四)〕(他動詞「さう(障)」に対する自動詞) 1 妨げとなる。じゃまになる。さえぎられる。*万葉‐三九七三「あしひきの山野佐波良(サハラ)ずあまざかる夷(ひな)も治むるますらをや」*古本説話集‐五三「寺はあばれたれば、風もたまらず、雪もさはらず、いとわりなき」 2 さしつかえる。支障をきたす。都合が悪くなる。*伊勢‐四二「二日三日許さはることありて、え行かでかくなん」 3 健康がすぐれなくなる。病気になる。また、月経になることもいう。*大和‐五三「おなじ院にありける女、さはることありとてあはざりければ」 4 悪い影響を及ぼす。害になる。「体(神経・気)に障る」

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