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た・べる【食べる】🔗🔉

た・べる【食べる】 〔他バ下一〕た・ぶ〔他バ下二〕(四段活用の「たぶ(賜)」に対する謙譲語。下二段活用の「たまう(給)」と同じく、本来は「いただく」の意であるが、特に、「飲食物をいただく」場合に限定して用いられる) 1 「飲む」「食う」の謙譲語、また、丁寧語。 主として、謙譲の気持で用いられるもの。いただく。とうぶ。*後撰‐一二二〇「水たべむとてうちよりてこひ侍りければ」*今昔‐一九・三七「大便小便仕り候ふ程、物食ぶる間、寝入などして候ふ程を除ては」主として、丁寧・上品な言い方の気持で用いられるもの。特に現代では敬語意識はほとんど無く、「食う」に比べれば丁寧な語とされる。*人情・閑情末摘花‐初「若(もし)何ならお茶漬でも給(タベ)やうヨ」 2 生計を立てる、生活する意の「くう(食)」を丁寧にいう。*人情・春色梅美婦禰‐五「母公と私が口養(タベ)て居るほどの小商でもさせて遣らう」 3 人の言うことをうかつに信じだまされるの意の「くう(食)」に代えて用いる。*伎・御摂勧進帳‐五立切「表向きの良い事ばかり。この左衛門は喰(タ)べまいわい」

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