かわ・く【乾く】


自五


物に付いたり含まれたりしていた水分がなくなる。
「洗濯物[額の汗・ペンキ]が━」
「今日は空気が━・いている」
「冬場は肌が━・きやすい」
「━・いたタオルで汗をふく」

《多く「━・いた…」の形で》物事にしっとりした潤いが感じられない意を表す。
「落ち葉がかさかさと━・いた音を立てる」
「老人はうなずきながら、━・いた声で笑った

円地文子

」
「━・いた(=ドライな)硬質の文体」
⇔
湿る
◆「渇く」と同語源。
乾き
関連語
大分類‖自然の現象‖しぜんのげんしょう
中分類‖
乾く‖かわく