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あまり【余り】🔗⭐🔉
あまり【余り】

名
必要な量を越えて残ったもの。残り。残余。
「━が出る」
「月々の━を預金に回す」
「━の時間で答案を読み直す」
「カレーの━を冷凍する」
割り算で、割り切れないで残った数。
「三を二で割ると、━は一だ」
《感情や動作を表す連体修飾語を受けて、全体で副詞句を作る》それが原因となってある結果が引き起こされる意を表す。〜が過ぎたその結果として。
「喜び[苦しさ]の━泣き出した」
「勢いの━転がり落ちた」
「成功を急ぐ━失敗した」
「不安」「不満」などは、状態を表す場合は「…なあまり」、ことがらを表す場合は「…のあまり」という(生活が不安なあまり・つのる不安のあまり)。「熱心」は単独では「…なあまり」というが、「仕事熱心」のような複合語では両形とも使われる(仕事熱心な/仕事熱心の
あまり)。

形動・副
物事が普通の程度をはるかに超していること。度を過ぎていること。あんまり。
「━の剣幕に驚く」
「━な仕打ちだ」
「━に気の毒で見ていられない」
「━怒り過ぎると血圧が上がるよ」

副
《打ち消しを伴って》たいして。それほど。あんまり。
「成績は━よくない」
「この手のものは━好きじゃない」
(造)
《数を表す語に付いて》それより少し多い意を表す。余よ。
「二百━の申し込みがあった」
「ひと月━が経過した」
◆
の
並びに
はかな書きが普通。
関連語
大分類‖余る‖あまる
中分類‖残る‖のこる
大分類‖余る‖あまる
中分類‖余り‖あまり




























明鏡国語辞典 ページ 189 での【余り】単語。