しめ・る【湿る】


自五


乾いたものが水けを帯びる。
「潮風で髪が━」
「かすかに地面が━程度の雨だった」
「薪が━・って火がつかない」
「洗濯物がまだ━・っている」
「ひんやりと━・った空気」

《多く「━・って」「━・った」の形で》

活気がなく意気が上がらない。また、じめじめして陰気くさい。
「打線が━・って快音が聞かれない」
「暗く━・った雰囲気が息苦しい」
「━・った話はご免だ」

声にしっとりとした潤いがある。
「━・った声で話す」
⇔
乾く
湿り
関連語
大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい
中分類‖
濡れる‖ぬれる