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あし【足・脚】🔗🔉

あし【足・脚】 動物の胴から分かれ出て、歩いたり体を支えたりする部分。人間では腰から下の二本に分かれ出ている部分全体をいう。 「━が長い[細い]」 「━を組む」 「脚」は元来、ひざから下の部分の意だが、足全体の意でも使う。哺乳ほにゅう動物の場合は「肢」、昆虫は「脚」と書き分けることもある。 足首から下の部分。 「━が大きい」 「━に合わない靴」 「━の裏」 物の下部にあって本体を支える部分。また、物の下部の地面に接する部分。 「テーブルの━」 「脚立の━」 多く「脚」と書く。 漢字の構成部分の名称。上下に分けられる漢字の、下側の部分。「思」「点」の「心(したごころ)」「(れっか)」など。 多く「脚」と書く。 数学で、ある一点からおろした垂線が直線または平面と交わる点。 「垂線の━」 物事の動くようすを動物の足の歩みに見立てていう語。 「静かに空を渡って行く雲の━が…有島武郎」 「雨━・日━」 多く「脚」と書く。 歩くこと。走ること。また、その能力。 「━が弱い」 「━を速める」 「若者の━なら五分で行ける」 「船━」 行くこと。また、来ること。 「客の━が遠のく」 「その━で郵便局に寄る」 移動の手段。交通機関。 「━の便が悪い」 「ストで━を奪われる」 《多く「お━」の形で》ぜに。→お足は「足」と書く。

あし【葦(蘆・葭・)】🔗🔉

あし【葦(蘆・葭・)】 水辺に群生するイネ科の多年草。秋、ススキに似た大きな穂をつける。中空の堅い茎ですだれなどを作る。「悪し」に通じることから「よし」ともいう。 もと成熟したものを「葦」、穂がすっかり出そろわないものを「蘆」、穂の出ていないものを「葭」と書き分けた。今は一般に「葦」を使う。「」は「蘆」の俗字(簡易慣用字体でもある)。 「考える━」「風にそよぐ━」など、弱い人間のたとえにも使う。

あ・し【悪し】🔗🔉

あ・し【悪し】 形シク〔古〕悪い。 「━・しき習慣を改める」 ◇多く、「よし」と対句的に使ったり、「よきにつけあしきにつけ」「よかれあしかれ」「よしあし」「折あしく」「あしからず」など複合語の中で使ったりする。

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