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す・く【好く】🔗🔉

す・く【好く】 他五人や物事に心が強く引かれる。好きだと思う。〜に愛情を感じる。〜が気に入る。 「彼は誰からも━・かれている」 「どうも彼の考え方は━・かない」 「あいつは虫が━・かない(=とにかく嫌いだ)」 「━・いた同士で結婚する」 ⇔嫌う 受身形や否定的な文脈のほか、古風な表現や慣用的な言い回しで使うことが多い。 「好かん」は西日本方言的な言い方。「ぐずぐずするやつは好かん」 好き 関連語 大分類‖愛‖あい 中分類‖愛情‖あいじょう

す・く【く】🔗🔉

す・く【く】 他五薄く削りとる。そぐ。 「たらの肉を━」 すける

す・く【梳く】🔗🔉

す・く【梳く】 他五くしなどで髪の毛をとかす。くしけずる。 「髪を━」 すける

す・く【漉く・抄く】🔗🔉

す・く【漉く・抄く】 他五どろどろに溶かした原料を簀の上に薄く敷きのばして紙や海苔のりを作る。 「紙を━」 すける すき(漉・抄)

す・く【鋤く】🔗🔉

す・く【鋤く】 他五すき・鍬くわなどで、田畑の土を掘り起こす。たがやす。 「田を━」 すける

すぐ【直ぐ】🔗🔉

すぐ【直ぐ】 時間の隔たりがないさま。時間を置かず。ただちに。 「呼ばれたら━行く」 「効き目が━(=即そく)現れる」 時間がかからないことから、容易に・簡単に、の意を含む。「このガイドを見れば━わかる」「何でも━にあきらめるな」 距離の隔たりがないさま。 「━そこで事故があった」 形動人の性質などが素直であるさま。 「━な心の人」 関連語 大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ 中分類‖近い‖ちかい

ずくヅク🔗🔉

ずくヅク 接尾《名詞・形容詞語幹・形容動詞語幹に付いて》 それだけにまかせて事を運ぶ意、また、それだけを頼りにして強引に事を運ぶ意を表す。 「腕[力]━で連れてくる」 「権柄けんぺい━」 ただそれだけの目的で物事をする意を表す。 「欲得━でつきあう」 「算盤そろばん━」 それをした上で事を運ぶ意を表す。 「相談━で決める」 「納得━」 ◆尽く」とも書くが、かな書きが一般的。現代仮名遣いでは「づく」も許容。

明鏡国語辞典 ページ 3192