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なおし【直し】ナホシ🔗🔉

なおし【直し】ナホシ 直すこと。修理。また、器物などの修繕を職業とする人。 「錠前━」 訂正。 「━の多い原稿」 腐敗しかけた酒や下等な酒を加工して、普通の酒のような香味をもたせたもの。 ◇「直し酒」の略。 味醂みりんに焼酎しょうちゅうなどを加えた甘みのある酒。本直し。柳蔭やなぎかげ。 ◇「直し味醂」の略。 関連語 大分類‖直す‖なおす 中分類‖直す‖なおす

なお・す【直す・治す】ナホス🔗🔉

なお・す【直す・治す】ナホス 動五 壊れたものなどをもとのよい状態に戻す。修理する。修繕する。 「壊れた洗濯機を━」 「開かなくなったドアを━」 「エンジンの故障を━」 乱れたものなどをもとのよい状態に戻す。整え正す。 「居ずまいを━」 「化粧を━」 「玄関の履き物を━」 「服装の乱れを━」 そこなわれた気持ちや表情などをもとの状態に戻す。 「気分[機嫌]を━」 治・直病気やけがを回復させる。治療する。 「アスピリンで頭痛を━」 「医者に胃潰瘍かいようを━・してもらう」 「太郎は手術して胆石を━・した」のように、医者(動作主)だけでなく患者(被動作主)を主語にしていうこともできる。 「治」が一般的だが、平易な表記として「直」とも。自動詞「なおる」の場合も同じ。 よくないものを正しく改める。ただす。 「欠点[偏食・誤字]を━」 別の形式などに置き換える。 「日本文を英文に━」 「円をドルに━」 「尺貫法をメートル法に━」 〔やや古い言い方で〕より上の位置・地位などに移す。 「下座しもざから上座に━」 〔主に西日本で〕片づける。しまい込む。 「おもちゃはきちんと箱に━・しんしゃい」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》さらによくなるように、改めてもう一度…する。 「読み━・書き━・やり━・考え━・見━」 なおせる 関連語 大分類‖正しい‖ただしい 中分類‖正す‖ただす 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖治る‖なおる 大分類‖直す‖なおす 中分類‖直す‖なおす

明鏡国語辞典 ページ 4548