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おこ・る【怒る】🔗🔉

おこ・る【怒る】 自五不快・不満の気持ちを外に表す。腹を立てる。立腹する。怒いかる。 「受付の冷淡な対応に━」 「あなたは何に━・っているのですか」 「ぷんぷん━・って物も言わない」 「めったに━・らないが━と怖い」 他動詞としても使う。「王は軟弱外交を━・って(=憤って)大臣を追放した」 「怒いかる」に比べると口頭語的。 他五よくない言動をしたとして、相手を責めとがめる。 「約束を破って先生に━・られた(=しかられた)」 「当局の誠意のなさを━・っても始まるまい」 受身で使うことが多い。 ◆「起こる」と同語源。 怒れる 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる 「怒る」を表す表現 腹[小腹/むかっ腹ぱら]が立つ・腹[小腹/むかっ腹ぱら]を立てる・腹に据えかねる・腹立ち紛れに〜する・腹いせに〜する・腸はらわたが煮えくり返る・業ごう[業腹ごうはら]を煮やす・胸くそが悪い・(腹の)虫の居所が悪い・腹の虫が収まらない・収まりがつかない 頭に血が上る・頭にくる・血が逆流する・気が立つ・殺気立つ・気を悪くする・気分を害する・機嫌を悪くする・癪しゃく[癇かん]に障る・堪忍袋の緒が切れる・癇癪かんしゃくを起こす・癇癪玉が破裂する・むきになる・冠[へそ/つむじ]を曲げる 鼻持ちならない・目に角[目くじら]を立てる・目をく・目を三角にする・目[眉まゆ]をつり上げる・柳眉りゅうびを逆立てる・眉間[額ひたい]にしわを寄せる・恨み骨髄に徹する・切歯扼腕せっしやくわんする・怒髪天を衝く・髪の毛を逆立てる・青筋を立てる・唇[声]を震わせる・声を荒立てる・こめかみをぴくつかせる・顔をしかめる・膨ふくれっ面[しかめっ面/苦虫をかみつぶしたような顔]をする・顔を真っ赤にする・満面に朱を注ぐ・怒声を上げる[浴びせる]・色をなす 語気を激しく[鋭く]する・語気を荒あららげる・吐き捨てるように言う・口をとがらせる・口吻こうふんが激しくなる・遺憾の意を表明する・不快の念をあらわにする・悲憤慷慨ひふんこうがいする かちんとくる・ぷつんと切れる・むっと[むかっと/むらっと/むらむらっと]くる・かっとする・きっとする・むっと[むかっと/むかむか/むしゃくしゃ]する・いらいら[ぴりぴり/かりかり]する・かっとなる・きっとなる・つんと[つんつん/つんけん]する・ぷんと[ぷんぷん/ぷりぷり]する・ぶつぶつ[ぶつくさ/ぶうぶう]言う・ぷいと横を向く[出て行く]

おこ・る【興る】🔗🔉

おこ・る【興る】 自五盛んになって、物事が新たに始まる。また、衰えていたものが再び盛んになる。 「唐王朝が━」 「産業が━」 「反戦運動[大衆文化]が━」 「新しい学問が━」 ◇「起こる」と同語源。 興す

おこ・る【起こる】🔗🔉

おこ・る【起こる】 自五物事(特に、非日常的な事態)が新たに発生する。生じる。起きる。 「事件[論争・地震・奇跡・拍手・どよめき・発作]が━」 「市民運動が━」 「やる気[嫉妬しっと心]が━」 興す 起きる

おこ・る【熾こる】🔗🔉

おこ・る【熾こる】 自五火が炭などに移る。また、火の勢いが強くなる。おきる。 「七輪の火が━」 「炭火が━」 ◇「起こる」と同語源。 火が生じる意では「起こる」と書く。「摩擦によって火が起こる」

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