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ほど【程】🔗⭐🔉
ほど【程】

名
物事の度合い。程度。
「実力の━は知らない」
「年の━は四〇くらい」
物事の限度。限界。
「いたずらにも━がある」
空間・時間のへだたりの程度。
「━近い場所」
「━なく戻る」
ころあい。時分。
「━を見て帰る」
《「…の━」の形で》こと・具合・様子などをいう。
「ごひいきの━をお願いします」
「真偽の━を確かめる」
◆
かな書きが多い。特に、
は一般にかな書き。
関連語
大分類‖程度‖ていど
中分類‖程度‖ていど











ほ‐ど【歩度】🔗⭐🔉
ほ‐ど【歩度】

名
歩く速度。また、歩幅の程度。
「━を速める」




ほど🔗⭐🔉
ほど

副助
《数量を表す語に付いて》おおよその数量を表す。…ぐらい。
「一時間ほどで帰る」
「三日ほどかかる」
「半分ほど済んだ」
疑問詞に付くときは、不定の数量を表す。「どれほど必要ですか」
《体言や活用語の連体形に付いて》極端な例を挙げて、それくらいにはなはだしい意を表す。
「仕事は山ほどある」
「のどから手が出るほどほしい」
「恐ろしいほどついている」
「これほど言っても分からないのか」
《体言や活用語の連体形に付いて》比較の基準を表す。
…と同じ程度。…くらい。
「こぶしほどの大きさの石」
「君ほどの実力があれば優勝は間違いない」
《「AはBほど…ない」の形で》Bに比べてAの程度が低い意を表す。
「今日は昨日ほど暑くない」
「彼は君が思うほどばかじゃない」
《「Aほど…はない」の形で》Aが最も…である意を表す。
「彼ほどすぐれた人はいない」
「これほど悲しいことはない」
《「Aする(という)ほどの」の形で動詞の連体形に付いて、下に打ち消しを伴って》取り立ててAする必要があるような、の意を表す。
「心配するほどのけがではない」
「特に取りあげるというほどの作品でもない」
「怒るほどのことはない」
「わざわざ行くほどのことはない」
《「…(という)ほどではない」の形で》物事の程度がそこまでは及んでいない意を表す。
「生き写しというほどではないが、かなり似ている」
「病状は手術が必要なほどではない」
《多く「AすればAするほど」の形で》一方の変化の程度に応じて、他方も変化する意を表す。
「考えれば考えるほど分からなくなる」
「年月を(経れば)経るほどうまくなる」
文語的な言い方では「…ほどに」とも言う。「酔うほどに気宇広大となる」
◆名詞「ほど」から。
「程」とも書くが、一般にかな書き。
















ほ‐どう【歩道】━ダウ🔗⭐🔉
ほ‐どう【補導(▼輔導)】━ダウ🔗⭐🔉
ほ‐どう【補導(▼輔導)】━ダウ

名・他サ変
正しい方向に教え導くこと。特に、非行を防ぐために青少年を指導すること。
「中学生を━する」




ほ‐どう【舗道(▼鋪道)】━ダウ🔗⭐🔉
ほ‐どう【舗道(▼鋪道)】━ダウ

名
舗装道路。ペーブメント。




ぼ‐どう【母堂】━ダウ🔗⭐🔉
ほどう‐きょう【歩道橋】ホダウケウ🔗⭐🔉
ほどう‐きょう【歩道橋】ホダウケウ

名
車道を横断するために設けた歩行者用の陸橋。




ほどき‐もの【▽解き物】🔗⭐🔉
ほどき‐もの【▽解き物】

名
着物などの縫い糸を抜き取ること。また、そうする着物など。ときもの。




ほど・く【▽解く】🔗⭐🔉
ほど・く【▽解く】

他五
結んであるもの、縫ってあるもの、もつれたものなどをときはなす。とく。
「ひもの結び目を━」
「靴のひもを━」
「荷物を━」
「着物を━・いて縫い直す」
「からんだ釣り糸を━」
「解とく」に比べて、口頭語的な言い方。
ほどける






ほど・ける【▽解ける】🔗⭐🔉
ほど・ける【▽解ける】

自下一
結ばれていたものなどがとけて離れる。
「結び目が━」
「帯が━」
「もつれた糸が━」
張りつめた気持ちや表情などがやわらぐ。ほぐれる。
「緊張が━」
「彼の無表情が━・け
三島由紀夫
」
ほど・く(下二)

自他下一
〔「ほどく」の可能形〕ほどくことができる。
「結び目がきつくて子供には━・けない」















ほどこし【施し】🔗⭐🔉
ほどこ・す【施す】🔗⭐🔉
ほどこ・す【施す】

他五
あわれみの気持ちで恵まれない人たちに慈善的行為をする。恵み(として金品)を与える。恵む。授ける。
「貧しい人々に恵みを━」
「慈悲を━」
「功徳を━」
「仁政を━」
「金品を━」
植物の生長を促すために肥料を与える。
「作物に肥料を━」
「畑に堆肥たいひを━」
装置・設備として備え付ける。設置する。
「客室に豪華設備を━」
「新居に床暖房を━」
(効果・影響を期待して)ある物事を行う。
「患者に治療を━」
「手術[応急手当]を━」
「食品に熱処理を━」
「防水のために加工を━」
「初稿に修正を━」
「環境汚染に抜本的対策を━」
「もはや手を━術すべがない」
本体にあるもの(特に、装飾的要素となるもの)を付け加える。
「作品に修辞を━」
「報告書に粉飾を━」
「本文に傍線を━」
「顔に隈くま取りを━」
「胸ポケットに刺
ししゅうを━」
《「面目めんぼく・めんもくを━」の形で》評価にたがわぬ名誉・体面を保つ。
「優勝して面目を━」
施せる
施し













ほど‐ちか・い【程近い】🔗⭐🔉
ほど‐なく【(程無く)】🔗⭐🔉
ほど‐なく【(程無く)】

副
あまり時間がたたないうちに。まもなく。
「━迎えの車が来るだろう」




ほど‐ほど【程程】🔗⭐🔉
ほど‐ほど【程程】

形動
ちょうどよい程度であるさま。適度だ。
「酒は━にしておきなさい」
「辛さも━で旨うまい」
かな書きも多い。





ほど‐よ・い【程▽好い】🔗⭐🔉
ほど‐よ・い【程▽好い】

形
程度がちょうどよいさま。都合がよい。
「━湯加減」
「大根を━大きさに切る」
‐さ





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