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か【化】クヮ🔗🔉

か【化】クヮ 接尾《名詞などに付いて》そのような性質・状態などに変える(変わる)意の名詞を作る。〔その名詞は「する」を伴ってサ変動詞を作る。〕 「美━・酸━」 「機械━・自由━・高齢━・文庫本━・全額自己負担━・省エネ━・グローバル━」 「入園料を無料にする/無料化する」「新制度の定着を図る/定着化を図る」などでは、「〜化」のほうが変化する・させるの意を強調した表現となる。 (造) ある方向に導く。 「感━・教━」 「化学」「化合」の略。→化学化合 「━繊」 「塩━・酸━」

か‐いく【化育】クヮ━🔗🔉

か‐いく【化育】クヮ━ 名・他サ変〔文〕天地自然が万物をつくり育てること。

か‐がく【化学】クヮ━🔗🔉

か‐がく【化学】クヮ━ 自然科学の一部門。物質の性質・構造、物質間に起こる反応・変化などを研究する学問。 「━の実験」 ◇「科学」と区別して「ばけがく」ともいう。

かがく‐きごう【化学記号】クヮガクキガウ🔗🔉

かがく‐きごう【化学記号】クヮガクキガウ 化学で用いる、物質を表すための記号。主として元素記号を指す。H(水素)、O(酸素)など。

かがく‐しき【化学式】クヮガク━🔗🔉

かがく‐しき【化学式】クヮガク━ 元素記号を組み合わせて、物質の構造などを表した式。分子式・構造式・実験式・示性式などがある。

かがく‐せんい【化学繊維】クヮガクセンヰ🔗🔉

かがく‐せんい【化学繊維】クヮガクセンヰ 化学的に合成してつくった繊維。人絹・ナイロン・テトロン・アセテートなど。化繊。人造繊維。

かがく‐ちょうみりょう【化学調味料】クヮガクテウミレウ🔗🔉

かがく‐ちょうみりょう【化学調味料】クヮガクテウミレウ 天然のうまみの成分を化学的に合成してつくった調味料。グルタミン酸ソーダ・イノシン酸ソーダなど。うま味調味料。

かがく‐ひりょう【化学肥料】クヮガクヒレウ🔗🔉

かがく‐ひりょう【化学肥料】クヮガクヒレウ 化学的処理によって工業的につくられた肥料。硫安・尿素・過燐酸かりんさん石灰など。

かがくぶっしつ‐かびんしょう【化学物質過敏症】クヮガク━クヮビンシャウ🔗🔉

かがくぶっしつ‐かびんしょう【化学物質過敏症】クヮガク━クヮビンシャウ 身辺の化学物質に過剰に反応し、頭痛・めまい・鼻炎・けんたい感などの症状を引き起こす病気。原因になる化学物質は、排気ガス、たばこの煙、建材中の物質、残留農薬などさまざまで、特定はできない。

かがく‐へいき【化学兵器】クヮガク━🔗🔉

かがく‐へいき【化学兵器】クヮガク━ 化学反応を利用した兵器。毒ガス・焼夷しょうい弾・火炎放射器など。 ◇火薬類は含めない。

かがく‐へんか【化学変化】クヮガクヘンクヮ🔗🔉

かがく‐へんか【化学変化】クヮガクヘンクヮ 分解または化合によって物質の原子配列が変化し、別の特性をもった物質に変わること。 ⇔物理変化

かがく‐りょうほう【化学療法】クヮガクレウハフ🔗🔉

かがく‐りょうほう【化学療法】クヮガクレウハフ 抗生物質や化学薬品を用い、病原体・癌がん細胞などの増殖をおさえて病気を治療する方法。 ⇔物理療法

か‐ごう【化合】クヮガフ🔗🔉

か‐ごう【化合】クヮガフ 名・自サ変二つ以上の物質が化学反応を起こし、全く性質の違う物質ができること。 「━物」

か・す【化す】クヮ━🔗🔉

か・す【化す】クヮ━ 自他五 形や性質が変わって別のものになる。変わる。また、それを変わらせて別のものにする。変える。 「町が焦土と━」 「デモ隊が暴徒と━」 「復讐の鬼と━」 他の影響を受けて心や行いが変わる。感化される。また、影響を及ぼして心や行いを変える。感化する。 「悪人が善人と━」 「徳をもって衆を━」 =化する

か・する【化する】クヮ━🔗🔉

か・する【化する】クヮ━ 自他サ変化す 「廃墟はいきょと━」 くゎ・す(サ変) 関連語 大分類‖変化‖へんか 中分類‖変化‖へんか

か‐せい【化成】クヮ━🔗🔉

か‐せい【化成】クヮ━ 名・自他サ変 生まれて、成長すること。また、生み育てて、成長させること。 「万物を━する」 化合して他の物質になること。また、化合させて他の物質をつくること。 「━肥料」 ◇「化学合成」の略。 関連語 大分類‖変化‖へんか 中分類‖変化‖へんか

か‐せき【化石】クヮ━🔗🔉

か‐せき【化石】クヮ━ 地質時代の古生物の遺骸やその生活の痕跡が地層中に保存されて、石化したもの。 自サ変石になること。 「表情が━した如ごとくこわばる」

かせき‐ねんりょう【化石燃料】クヮセキネンレウ🔗🔉

かせき‐ねんりょう【化石燃料】クヮセキネンレウ 太古の動植物の遺骸が地質時代を通じて堆積し、地熱・地圧などによって変成された燃料資源。石油・石炭・天然ガスなど。

か‐せん【化繊】クヮ━🔗🔉

か‐せん【化繊】クヮ━ 「化学繊維」の略。→化学繊維

か‐のう【化膿】クヮ━🔗🔉

か‐のう【化膿】クヮ━ 名・自サ変うみをもつこと。うむこと。 「傷口が━する」

け【化】🔗🔉

け【化】 (造) 姿を変える。ばける。 「━生けしょう・━粧・━身」 「権━ごんげ・変━へんげ 教え導く。 「教━きょうげきょうけ

け‐げん【化現】🔗🔉

け‐げん【化現】 名・自サ変神仏が姿を変えてこの世に現れること。また、そのもの。 「地蔵菩の━」

け‐しょう【化生】━シャウ🔗🔉

け‐しょう【化生】━シャウ 名・自サ変 仏教で、四生ししょうの一つ。母胎や卵からではなく、超自然的に忽然こつぜんと生まれること。また、そのもの。 化身けしん ばけること。ばけもの。 「━の者」

け‐しょう【化粧】━シャウ🔗🔉

け‐しょう【化粧】━シャウ 名・自他サ変 顔におしろい・紅べになどを塗って美しく見えるようにすること。また、その塗ったもの。 「━品」 ものの外見を美しく飾ること。 「雪━げしょう」 「━板いた

けしょう‐した【化粧下】ケシャウ━🔗🔉

けしょう‐した【化粧下】ケシャウ━ 化粧の下地として肌につける化粧水やクリーム。おしろい下。

けしょう‐しつ【化粧室】ケシャウ━🔗🔉

けしょう‐しつ【化粧室】ケシャウ━ 化粧や身づくろいをするための部屋。化粧部屋。 洗面所。便所。トイレ。

けしょう‐なおし【化粧直し】ケシャウナホシ🔗🔉

けしょう‐なおし【化粧直し】ケシャウナホシ くずれた化粧を直すこと。 「パウダーで━をする」 いたんだ建物や部屋の外観を直すこと。 「ロビーの━をする」

けしょう‐ばこ【化粧箱】ケシャウ━🔗🔉

けしょう‐ばこ【化粧箱】ケシャウ━ 化粧道具・化粧品などを入れる箱。 進物用の商品などを入れる、装飾を施した箱。

けしょう‐まわし【化粧回し】ケシャウマハシ🔗🔉

けしょう‐まわし【化粧回し】ケシャウマハシ 大相撲で、十両以上の力士が土俵入りなどに用いる前垂れのついたまわし。緞子どんすなどで仕立て、豪華な刺を施す。

け‐しん【化身】🔗🔉

け‐しん【化身】 仏や菩ぼさつが衆生しゅじょうを救うために人の姿となって現れたもの。化生けしょう。応身おうじん。 「弥勒みろくの━」 異類・鬼畜などが人に姿を変えて現れたもの。 「悪魔の━」 歌舞伎で、妖怪変化。また、役者がそれを演じるときの隈取り。 抽象的な観念が、形をとって現れたもの。 「美[悪]の━」

ばか・す【化かす】🔗🔉

ばか・す【化かす】 他五人の心を迷わせて正常な判断ができないようにする。 「狸たぬきに━・される」 化かせる

ばけ‐の‐かわ【化けの皮】━カハ🔗🔉

ばけ‐の‐かわ【化けの皮】━カハ 真相・素性などを包みかくしている外見。 「━がはがれる」

ばけ‐もの【化け物】🔗🔉

ばけ‐もの【化け物】 動植物などが奇怪な姿・形をして現れ出たもの。おばけ。妖怪。 「━屋敷」 ◇並みの人間とは思われないような能力をもっている人のたとえにも使う。「徹夜続きでも平気でいるとは、あいつは━だ」 関連語 大分類‖魔物‖まもの 中分類‖化け物‖ばけもの

ば・ける【化ける】🔗🔉

ば・ける【化ける】 自下一 キツネ・タヌキ・妖怪ようかいなどが、本来の姿・形を変えて別のものになる。 「キツネが若い娘に━」 「タヌキが茶釜ちゃがまに━」 化粧・変装などによって別人のように見せかける。〜を装う。なりすます。 「物売りに━・けて空き巣を働く」 全く別のものに変わる。 「衣類が食費に━」 「授業料が酒代に━」 「債券が紙くずに━」 あるものが思いがけない状態に変化する。役者・芸人などが突然人が違ったようにうまくなったり、株価などが大きく変動したりすることにいう。 「噺家はなしか[株価]が━」 ば・く(下二)

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