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【化】 4画 匕部 [三年] 区点=1829 16進=323D シフトJIS=89BB 《常用音訓》カ/ケ/ば…かす/ば…ける 《音読み》 カ(ク/ケ〈hu〉 《訓読み》 ばかす/かわる(かはる)/ばける(ばく) 《名付け》 のり 《意味》 カス{動}かわる(カハル)。姿をかえてもとと違った形になる。「変化」「孵化フカ(卵が姿をかえてひなになる)」「青血化為原上草=青血化シテ原上ノ草ト為ル」〔→曾鞏{名}天地自然の変化。「造化」「是天地之変、陰陽之化、物之罕至者也=コレ天地ノ変、陰陽ノ化、物ノ罕ニ至ル者ナリ」〔→荀子カス{動}人格や教育によって、接する人の心や生活ぶりをかえる。「感化」「徳化」「海内大化=海内大イニ化ス」〔→漢書〕「夫君子所過者化=夫レ君子ノ過ル所ノ者ハ化ス」〔→孟子カス{動}ばける(バク)。姿を妙な形にかえる。▽漢文では、「ばく」という訓は用いない。「此非人類、是妖狐化之=コレ人ノ類ニアラズ、コレ妖狐コレニ化セシナリ」〔→捜神記〕 《解字》 左は倒れた人、右は座った人、または、左は正常にたった人、右は、妙なポーズに体位をかえた人。いずれも両者をあわせて、姿をかえることを示した会意文字。 《単語家族》 譌カ(なまる、姿をかえたことば)偽(いつわり)貨(品物に姿をかえる通貨)などと同系。 《類義》 →代 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

化工 カコウ🔗🔉

【化工】 カコウ 造化のしわざ。〈類義語〉天工。

化日 カジツ🔗🔉

【化日】 カジツ 太陽のこと。▽太陽(日)は万物を変化させ、うみ出すものであることから。

化外 カガイ🔗🔉

【化外】 カガイ 天子の政治・教化などの影響力の及ばない地域。中国文化圏の外。

化生 カセイ🔗🔉

【化生】 カセイ 形をかえてうまれる。「男女構精万物化生=男女精ヲ構ハセテ万物化生ス」〔→易経生長する。生物が形をかえる。ケショウ 〔仏〕四生の一つ。胎生や卵生でなく、突然にこの世に生じてくること。〔仏〕仏を信ずる者は、浄土に往生して菩薩ボサツのようになること。〔仏〕「化身」と同じ。〔国〕ばけもの。また、ばけること。

化成 カセイ🔗🔉

【化成】 カセイ 育てて、成長させる。形をかえて別のものになる。人徳の影響を受けて、善人になる。〔→易経化学で、化合して、別の物質になること。

化言 カゲン🔗🔉

【化言】 カゲン・カゴン 根拠のない話。▽「化」は「訛」の誤字か。

化身 ケシン🔗🔉

【化身】 ケシン〔仏〕神仏が、人間を救うために、その姿をかえて、この世にあらわれたもの。機に応じて形をかえる仏身。その他、仏以外の、機に応じて形をかえる竜鬼をもさす。『化仏ケブツ・化生ケショウ』

化育 カイク🔗🔉

【化育】 カイク 天地自然が万物を育てること。〔→中庸

化者 カシャ🔗🔉

【化者】 カシャ 死者。死人。〔→孟子変化するもの。

化治 カチ🔗🔉

【化治】 カチ 人々を教化しおさめる。『化理カリ』

化物 カブツ🔗🔉

【化物】 カブツ 外物にとらわれること。物を変化させる。また、その変化した物。バケモノ〔国〕化けて怪しい形になったもの。お化け。

化粧 ケショウ🔗🔉

【化粧】 ケショウ 紅やおしろいなどをつけて顔を美しく飾ること。外観をきれいに飾ること。『化妝ケショウ』

化遷 カセン🔗🔉

【化遷】 カセン 移りかわる。仙人センニンの魂がぬけて、空を飛ぶようになる。

化蝶 カチョウ🔗🔉

【化蝶】 カチョウ 変化して蝶になる。〈故事〉荘周ソウシュウが夢の中で蝶になった故事。〔→荘子

化膿 カノウ🔗🔉

【化膿】 カノウ 傷などがうむ。うみを持つ。

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