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あげ‐まき【揚巻・
総角
】🔗⭐🔉
あげ‐まき【揚巻・
総角
】

名
古代の少年の髪型で、髪を中央から二つに分け、左右の耳の上で輪の形に束ねるもの。角髪つのがみ。総角そうかく。
御
みすなどの飾りに使う、ひもの結び方。左右に輪を出し、中央を石畳に組んで房を垂らす。
◇「揚巻結び」の略。
明治期に流行した女性の髪型。頭頂にまとめた髪を数度右にねじって髷まげを作り、ピンでとめる。
有明海・瀬戸内海などの泥底に分布するナタマメガイ科の二枚貝。貝殻は長方形で、黄褐色の殻皮に覆われる。食用。
◇「揚巻貝」の略。











すべ‐て【全て(▽凡て・▽総て)】🔗⭐🔉
すべ‐て【全て(▽凡て・▽総て)】

名
ある物事の全部。全体。いっさい。
「出席者の━が反対する」
「見るもの━が珍しい」

副
ことごとく。残らず。全部。
「事件は━解決した」
関連語
大分類‖すべて‖すべて
中分類‖全般‖ぜんぱん










そう【総】🔗⭐🔉
そう【総】
(造)
あわせる。一つにまとめる。
「━括・━計・━合」
全体をまとめて治める。すべる。
「━裁・━統・━督」
すべての。全体の。
「━額・━称・━辞職・━選挙・━索引」
ふさ。
「━角・━状花序」
「上総かずさ」「下総しもうさ」の略。
「━州・━武」
「房━」
◆
は「綜」に通じる。
總










そう‐あたり【総当たり】🔗⭐🔉
そう‐あたり【総当たり】

名
試合・競技に参加したチームや個人が参加するすべての相手と対戦すること。
「━戦」
くじ引きで、空くじがないこと。






そう‐い【総意】🔗⭐🔉
そう‐い【総意】

名
全員の一致した意見・考え。
「会員の━を
む」





そう‐いん【総員】━ヰン🔗⭐🔉
そう‐いん【総員】━ヰン

名
ある集団に属するすべての人員。全員。




そうかい‐や【総会屋】ソウクヮイ━🔗⭐🔉
そうかい‐や【総会屋】ソウクヮイ━

名
少数の株を所有して株主総会に出席し、金品をせびりとる目的で総会の議事を誘導し、または妨害する悪質な株主。




そう‐がかり【総がかり(総掛かり)】🔗⭐🔉
そう‐がかり【総がかり(総掛かり)】

名
全員が力を合わせて一つの事に当たること。
〔古い言い方で〕ある事に掛かった費用の合計。






そう‐かく【総画】━クヮク🔗⭐🔉
そう‐かく【総画】━クヮク

名
一つの漢字を構成する字画の総数。総画数。
「━索引」




そう‐がく【総額】🔗⭐🔉
そう‐がく【総額】

名
すべてを合計した金額。全額。
「被害━」




そう‐かつ【総括】━クヮツ🔗⭐🔉
そう‐かつ【総括】━クヮツ

名・他サ変
個々のものをまとめて一つにすること。全体をまとめて、しめくくること。
「各省の予算を━する」
「━質問」
組合運動・政治運動などで、それまで行ってきた活動の内容や成果をまとめて評価・反省すること。
「春闘を━する」
関連語
大分類‖集まる‖あつまる
中分類‖統一‖とういつ






そう‐かつ【総轄】🔗⭐🔉
そう‐かつ【総轄】

名・他サ変
全体をまとめて取り締まること。
「事務を━する」
「━責任者」




そう‐がら【総柄】🔗⭐🔉
そう‐がら【総柄】

名
布地などの全体に模様がつけられていること。
「━のアロハシャツ」




そう‐かん【総監】🔗⭐🔉
そう‐かん【総監】

名
全体の事務および人員を監督・統率すること。また、その官職(を務める人)。
「警視━」




そう‐き【総記】🔗⭐🔉
そう‐き【総記】

名
全体についての記述。
十進分類法による図書分類の一つ。百科事典・新聞・雑誌など、特定の分野に属さない部門。記号0で表す。






そう‐ぎり【総▼桐】🔗⭐🔉
そう‐ぎり【総▼桐】

名
家具などの全体が桐材で作られていること。また、そのもの。
◇三方桐・前桐に対していう。




そう‐くずれ【総崩れ】━クヅレ🔗⭐🔉
そう‐くずれ【総崩れ】━クヅレ

名
戦闘などで、隊形や陣形が乱れてばらばらになること。また、試合・競技などで、チームの全員が敗れること。




そう‐げいこ【総稽古】🔗⭐🔉
そう‐げいこ【総稽古】

名
演劇・音楽・舞踊などで、公演直前に出演者が集まって本番どおりの稽古けいこをすること。また、その稽古。総浚そうざらい。




そうけ‐だ・つ【総毛立つ】🔗⭐🔉
そうけ‐だ・つ【総毛立つ】

自五
恐ろしくて全身の毛が逆立つほどぞっとする。身の毛がよだつ。
「蛇を見て━」
◇一説に「寒気さむけだつ」の転とも。




そう‐けっさん【総決算】🔗⭐🔉
そう‐けっさん【総決算】

名・他サ変
一定期間の収入・支出をすべて計算すること。
物事をしめくくり、結末をつけること。
「ここ一〇年の研究を━する」






そう‐ごう【総合(▼綜合)】━ガフ🔗⭐🔉
そう‐ごう【総合(▼綜合)】━ガフ

名・他サ変
個々別々のものを一つにまとめあげること。
「各委員の意見を━する」
「━芸術」
◇「総合雑誌」「総合商社」「総合大学」などでは、それが特定の専門分野に限られていないことをいう。
哲学で、いくつかの要素を結び合わせて、一つの全体に統一すること。また、その結果。
⇔分析
ジンテーゼ。







そうごう‐がくしゅう【総合学習】ソウガフガクシフ🔗⭐🔉
そうごう‐がくしゅう【総合学習】ソウガフガクシフ

名
学校教育で、教科の枠を越えて総合的に進める学習。




そうごう‐がっか【総合学科】ソウガフガククヮ🔗⭐🔉
そうごう‐がっか【総合学科】ソウガフガククヮ

名
高等学校で、普通科・専門科と並んで設置されている単位制の学科。生徒は用意された多様な修得内容から目的に合ったものを自由に選択することができる。




そう‐こうげき【総攻撃】🔗⭐🔉
そう‐こうげき【総攻撃】

名・他サ変
全軍がいっせいに敵を攻撃すること。また、大勢がいっせいに相手を攻め立てること。
「敵に━をかける」




そう‐さい【総裁】🔗⭐🔉
そう‐さい【総裁】

名
政党・公社などの長として全体を取りまとめる職。また、その人。
「━選挙」




そう‐ざい【▼惣菜・総菜】🔗⭐🔉
そう‐ざい【▼惣菜・総菜】

名
日常の食事のおかず。副食物。
「お━」
◇京都では「御番菜おばんざい」という。




そう‐ざらい【総▼浚い】━ザラヒ🔗⭐🔉
そう‐ざらい【総▼浚い】━ザラヒ

名・他サ変
すべてさらうこと。
「人気を━する」
それまでに学んだことや学習したことをまとめて復習すること。
総稽古そうげいこ。







そう‐じしょく【総辞職】🔗⭐🔉
そう‐じしょく【総辞職】

名・自サ変
ある役職についている者がそろって辞職すること。特に、内閣総理大臣とすべての国務大臣がそろって辞職すること。
「内閣が━する」




そうじ‐て【総じて】🔗⭐🔉
そう‐しょう【総称】🔗⭐🔉
そう‐しょう【総称】

名・他サ変
ある共通した性質・傾向などをもつ個々の物をひとまとめにして呼ぶこと。また、その呼び名。




そう‐しん【総身】🔗⭐🔉
そう‐しん【総身】

名
からだ全体。全身。そうみ。




そう‐すい【総帥】🔗⭐🔉
そう‐すい【総帥】

名
全軍を率いて指揮をとる人。総大将。最高指揮官。
◇企業グループなどを率いる長の意でも使う。「財閥の━」




そう‐すう【総数】🔗⭐🔉
そう‐すう【総数】

名
すべてを合計した数。全体の数。
「人口━」




そう‐すかん【総すかん】🔗⭐🔉
そう‐すかん【総すかん】

名
すべての人から嫌われること。
「仲間から━を食う」
◇「すかん」は「好かん」の意。




そう‐ぜい【総勢】🔗⭐🔉
そう‐ぜい【総勢】

名
その集団に属する全員。また、その数。
「━三〇人の調査団」




そう‐せつ【総説】🔗⭐🔉
そう‐せつ【総説】

名・他サ変
全体の要旨をまとめて論じること。また、その文章。総論。




そう‐せんきょ【総選挙】🔗⭐🔉
そう‐せんきょ【総選挙】

名
衆議院議員の任期満了または衆議院の解散により、その議員の定数全員について行われる選挙。




そう‐そく【総則】🔗⭐🔉
そう‐そく【総則】

名
全体を通じて適用されるきまり。基本となる規則。
「民法━」




そう‐たい【総体】🔗⭐🔉
そう‐たい【総体】

名
ある物事の全体。すべて。
全国高等学校総合体育大会。高校総体。
◇「総合体育大会」の略。

副ニ
だいたいにおいて。全般に。総じて。
「今年は━(に)作柄が悪い」
もともと。どだい。
「━子供には無理な仕事だ」
関連語
大分類‖すべて‖すべて
中分類‖全般‖ぜんぱん














そう‐だい【総代】🔗⭐🔉
そう‐だい【総代】

名
その関係者全員を代表する人。
「卒業生━」




そう‐だか【総高】🔗⭐🔉
そう‐だか【総高】

名
すべてを合計した数量。総計。




そう‐だち【総立ち】🔗⭐🔉
そう‐ちょう【総長】━チャウ🔗⭐🔉
そう‐ちょう【総長】━チャウ

名
官庁・機関などで、全体を統率・管理する職(を務める人)。
「検事━」
一部の総合大学で、学長の通称。
◇現行制度では学長が正式名称。






そう‐で【総出】🔗⭐🔉
そう‐で【総出】

名
全員がそろって出ること。
「一家━で迎える」




そう‐てん【総点】🔗⭐🔉
そう‐てん【総点】

名
得点の総計。総得点。




そう‐とう【総統】🔗⭐🔉
そう‐とう【総統】

名
国家・政党などをまとめて統治すること。また、その人。
中華民国国民政府の元首。
◇初代には
介石が就任した。
ナチス‐ドイツの最高指導者。
◇大統領・首相・党首の全権を握ったヒトラーが用いた称号。








そう‐どういん【総動員】━ドウヰン🔗⭐🔉
そう‐どういん【総動員】━ドウヰン

名・他サ変
ある目的のためにすべての人員をかり出すこと。
「社員を━して警備に当たらせる」




そう‐とく【総督】🔗⭐🔉
そう‐とく【総督】

名
植民地などの政務、軍務を統轄すること。また、その長官。
「━府」




そう‐トンすう【総トン数】🔗⭐🔉
そう‐トンすう【総トン数】

名
船舶の総容積をトン単位で表したもの。一トンは一〇〇立方フィート。グロストン。総トン。




そう‐なめ【総▼嘗め】🔗⭐🔉
そう‐なめ【総▼嘗め】

名
災害などの勢いが全体をおおうこと。
すべてを打ち負かすこと。また、賞やタイトルなどの(ほとんど)すべてを獲得すること。
「四大関を━にする」
「投手タイトル[斯界の新人賞]を━にする」






そう‐はつ【総髪(▼惣髪)】🔗⭐🔉
そう‐はつ【総髪(▼惣髪)】

名
男性の髪形の一つ。髪を全体に伸ばして頭頂で束ねたもの。また、束ねずに後ろへなでつけて垂らしたもの。そうがみ。
◇江戸時代、医者・儒者・山伏などが多く結った。




そう‐ばな【総花】🔗⭐🔉
そう‐ばな【総花】

名
料亭などで客がその店の全員に与える祝儀。
関係者のすべてにまんべんなく利益や恩恵を与えること。
◇「━式」「━的」の形で、悪平等・不徹底・焦点の欠如などを非難して使う。「━式に予算を配分する」「━的な講評」






そう‐ふ【総譜】🔗⭐🔉
そう‐ふ【総譜】

名
合奏曲・合唱曲などの、すべての声部をまとめて記した楽譜。スコア。




そう‐ぶ【総武】🔗⭐🔉
そう‐ぶ【総武】

名
上総かずさ国・下総しもうさ国と武蔵むさし国。現在の千葉・茨城・東京・埼玉・神奈川地方。




そう‐べつ【総別】🔗⭐🔉
そう‐べつ【総別】

副
〔文〕総じて。概して。大体。




そう‐ほんけ【総本家】🔗⭐🔉
そう‐ほんけ【総本家】

名
大もとの本家。そこから多くの分家が分かれ出た、もとの家。




そう‐ほんざん【総本山】🔗⭐🔉
そう‐ほんざん【総本山】

名
一宗派の各本山を統括する寺院。大本山。
◇ある分野・組織などを統括する中心のたとえにも使う。「社会主義国家の━」




そう‐まくり【総▼
り】🔗⭐🔉
そう‐まくり【総▼
り】

名
ある分野の裏話や秘密を片端から暴くこと。また、ある分野の物事を残らず取り上げて論評すること。





そう‐み【総身】🔗⭐🔉
そう‐み【総身】

名
体全体。全身。そうしん。




そう‐む【総務】🔗⭐🔉
そう‐む【総務】

名
組織全体に関する事務を処理すること。また、その職や部署。
「━課」




そうむ‐しょう【総務省】━シャウ🔗⭐🔉
そうむ‐しょう【総務省】━シャウ

名
国の行政機関の一つ。各行政機関の総合的な管理・調整、地方自治に関する行政事務、情報通信に関する事務などを担当する。長は総務大臣。
◇総務庁・自治省・郵政省を統合して二〇〇一年一月に発足。




そう‐もん【総門・▼惣門】🔗⭐🔉
そう‐もん【総門・▼惣門】

名
屋敷の外囲いにある大きな正門。
禅宗寺院の表門。






そう‐らん【総覧(▼綜覧)】🔗⭐🔉
そう‐らん【総覧(▼綜覧)】

名

他サ変
ひととおり全体を見ること。
関係事項をひとまとめにして編集した本。
「美術史━」










そう‐らん【総▼攬】🔗⭐🔉
そう‐らん【総▼攬】

名・他サ変
権力などを統合して掌握すること。
「国政を━する」




そうり‐ふ【総理府】🔗⭐🔉
そう‐りょう【総量】━リャウ🔗⭐🔉
そう‐りょう【総量】━リャウ

名
全体の重量・分量。
「貨物の━」




そう‐りょう【総領・▼惣領】━リャウ🔗⭐🔉
そう‐りょう【総領・▼惣領】━リャウ

名
家名を受け継ぐ子。跡取り。
いちばん最初に生まれた子。長男または長女。
「━息子」






そう‐りょく【総力】🔗⭐🔉
ふさ【房(▽総)】🔗⭐🔉
ふさ【房(▽総)】

名
束ねた糸・毛糸などの先を散らして垂らしたもの。
「━のついた帽子」
花や実が多く集まって枝から垂れ下がっているもの。
「ぶどう[藤ふじ]の━」
果実の中の袋状になった実の一つ一つ。
「ミカンの━」







ふさ‐ふさ【▽総▽総・房房】🔗⭐🔉
ふさ‐ふさ【▽総▽総・房房】

副ト
毛などがたくさん集まって垂れ下がっているさま。
「━(と)した髪」
かな書きが一般的。





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