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おくり【送り】🔗🔉

おくり【送り】 荷物などを送ること。 「仙台━の品」 人を見送ること。 死者を守って墓所まで送ること。 「野辺の━(=葬送)」 次に移すこと。 「フィルムの━」 「活字の━(=印刷で、活字を次の行に移すこと)」 管轄を移すこと。 「検察庁━」 「送り仮名」の略。→送り仮名 「送り状」の略。→送り状

おくり‐おおかみ【送り狼】━オホカミ🔗🔉

おくり‐おおかみ【送り狼】━オホカミ 親切をよそおって女性を送りながら、途中で強引に誘惑する危険な男性。 ◇山中で道行く人のあとをつけ、すきがあれば襲おうとするおおかみの意から。

おくり‐がな【送り《仮名》】🔗🔉

おくり‐がな【送り《仮名》】 漢字の読み方をはっきりさせるために、漢字のあとにつける仮名。「送り仮名」の「り」の類。送り。 ◇漢文の訓読では、漢字の右下にかたかなを小さくそえる。

おくり‐こ・む【送り込む】🔗🔉

おくり‐こ・む【送り込む】 他五手配して人や物を目的の場所に届けたり配置したりする。 「現地に調査団を━」

おくり‐じょう【送り状】━ジャウ🔗🔉

おくり‐じょう【送り状】━ジャウ 商品を送るとき発送人が受取人に対して作成する、貨物の明細を記した書状。送り。

おくり‐たおし【送り倒し】━タフシ🔗🔉

おくり‐たおし【送り倒し】━タフシ 相撲のきまり手の一つ。相手の後ろに回って押し倒す技。

おくり‐だ・す【送り出す】🔗🔉

おくり‐だ・す【送り出す】 他五 出かける人を送る。また、人を世の中に出す。 「客を━」 「卒業生を━」 物を目的地に向けて発送する。 「工場から製品を━」 相撲で、相手の背中を押して土俵の外に出す。 「体をかわして━」 送り出し 関連語 大分類‖与える‖あたえる 中分類‖送る‖おくる

おくり‐て【送り手】🔗🔉

おくり‐て【送り手】 物や情報を送る側の人。 「宅配便の━」 「ニュースの━」 ⇔受け手

おくり‐とど・ける【送り届ける】🔗🔉

おくり‐とど・ける【送り届ける】 他下一人や物を送って目的地に着くようにする。 「客をタクシーで━」 おくりとど・く(下二)

おくり‐バント【送りバント】🔗🔉

おくり‐バント【送りバント】 野球で、走者を二塁または三塁に進塁させるために行うバント。

おくり‐び【送り火】🔗🔉

おくり‐び【送り火】 盂蘭盆うらぼんの終わる夜、祖先の霊をあの世に送りかえすために門前などでたく火。 ⇔迎え火 関連語 大分類‖火‖ひ 中分類‖‖ほのお

おくり‐むかえ【送り迎え】━ムカヘ🔗🔉

おくり‐むかえ【送り迎え】━ムカヘ 名・他サ変人を送ることと迎えること。送迎。 「娘を幼稚園に━する」

おく・る【送る】🔗🔉

おく・る【送る】 他五 物や情報が先方に届くようにする。また、そのようにして情報を作り出したり連絡をつけたりする。 「娘に小包を━」 「被災地に救援物資を━」 「点滴注射で体内に栄養を━」 「扇風機で風を━」 「電子メールを━(=発信する)」 「フォワードにパスを━」 「手[目]で合図を━」 ある場所へ人を差し向ける。また、有用な人材などを世の中に進出させる。 「隣国へ使者を━」 「敵陣に刺客を━」 「強打者を次々とピンチヒッターに━」 「実業界に幾多の人材を━」 そこに残った人が去ってゆく人をしっかりと見届ける。また、そのようにして別れる。送別する。 「赴任する同僚を東京駅で━(=見送る)」 「死者を野辺に━(=葬る)」 「送り火をたいて先祖の霊を━(=送り帰す)」 「卒業生を━式典」 「佐藤さんを━会(=佐藤さんの送別会)」 ⇔迎える 去ってゆく人に同行して、ある所まで行く。また、保護同伴して目的地まで行く。送り届ける。 「車で駅まで━・ろう」 「昨夜は彼が家まで━・ってくれました」 「孫を保育園へ/に/まで━」 順々に次へ移し動かす。 「バトンを次の走者に━」 「バントで走者を二塁に━」 「ひざを━・って座席を詰める」 送りがなをつける。 「活用語尾を━」 「『動く』のように『く』を━」 賞賛・激励などの気持ちをこめて、相手に拍手や声援を与える。 「受賞者に拍手[熱いまなざし]を━」 「選手に声援を━」 贈呈・進呈の気持ちをこめるときは「贈る」とも。 自五時を過ごす。また、あるしかたで生活する。 「郷里に帰って余生を━」 「幸福な人生[不安の日々]を━」 「学生時代は下宿生活を━・った」 送れる 送り 関連語 大分類‖生活‖せいかつ 中分類‖生活‖せいかつ 大分類‖与える‖あたえる 中分類‖送る‖おくる 大分類‖離れる‖はなれる 中分類‖別れ‖わかれ

そう【送】🔗🔉

そう【送】 (造) 見おくる。おくり出す。 「━迎・━辞・━別」 「葬━・歓━」 人・物などを運ぶ。おくり届ける。 「━金・━電・━付」 「配━・郵━・輸━」

そう‐かん【送還】━クヮン🔗🔉

そう‐かん【送還】━クヮン 名・他サ変もとのところへ送り返すこと。 「強制━」

そう‐きゅう【送球】━キウ🔗🔉

そう‐きゅう【送球】━キウ 名・自他サ変球技で、ボールを他の選手に投げ送ること。また、そのボール。

そう‐きん【送金】🔗🔉

そう‐きん【送金】 名・自他サ変金銭を送ること。また、その金銭。 「会費を━する」 「━為替かわせ(=債務者が債権者に銀行を通じて送金する決済方式)」

そう‐げい【送迎】🔗🔉

そう‐げい【送迎】 名・他サ変人を送ることと迎えること。送り迎え。 「━バス」 「歓━会」

そう‐けん【送検】🔗🔉

そう‐けん【送検】 名・他サ変犯罪容疑者や捜査書類・証拠物件などを警察から検察庁に送ること。 「容疑者を━する」 「書類━」

そう‐じ【送辞】🔗🔉

そう‐じ【送辞】 送別のことば。特に卒業式で、在校生が卒業生に贈る別れのことば。 ⇔答辞

そう‐じゅ【送受】🔗🔉

そう‐じゅ【送受】 名・他サ変送ることと受けること。送信することと受信すること。 「ファックスで原稿を━する」

そう‐しん【送信】🔗🔉

そう‐しん【送信】 名・他サ変電信・電話・放送などを送ること。 「メールの━」 「━機」 ⇔受信

そう‐すい【送水】🔗🔉

そう‐すい【送水】 名・自他サ変水道・水路・ポンプなどで水を送ること。 「━管」

そう‐せき【送籍】🔗🔉

そう‐せき【送籍】 名・自サ変旧民法で、養子縁組や婚姻などにより、その人の戸籍を相手方の戸籍に移すこと。

そう‐そう【葬送(送葬)】サウ━・━サウ🔗🔉

そう‐そう【葬送(送葬)】サウ━・━サウ 名・自サ変死者をほうむるために墓所まで送ること。のべおくり。 「死者を鳥辺野とりべのに━する」 「━曲」

そう‐ぞう【送像】━ザウ🔗🔉

そう‐ぞう【送像】━ザウ 名・自他サ変テレビの映像を電波によって受信機に送ること。また、その像。 ⇔受像

そう‐たつ【送達】🔗🔉

そう‐たつ【送達】 名・他サ変送り届けること。特に、裁判所が当事者や訴訟関係者に訴訟上の書類を送り届けること。 「書類を━する」

そう‐ち【送致】🔗🔉

そう‐ち【送致】 名・他サ変送り届けること。特に、捜査機関が被疑者または関係書類を他の官署へ送り届けること。 「検察庁に身柄を━する」

そう‐てい【送呈】🔗🔉

そう‐てい【送呈】 名・他サ変人に物を送って差し上げること。 「先輩に地酒を━する」

そう‐でん【送電】🔗🔉

そう‐でん【送電】 名・自他サ変電力を発電所から需要地近くの変電所まで送ること。 「━線」 ⇔受電

そう‐ふ【送付(送附)】🔗🔉

そう‐ふ【送付(送附)】 名・他サ変品物や書類を送り届けること。 「請求書を━する」 「━先」

そう‐ふう【送風】🔗🔉

そう‐ふう【送風】 名・自サ変風や空気を吹き送ること。 「室内[坑内]に━する」 「━機」

そう‐べつ【送別】🔗🔉

そう‐べつ【送別】 名・他サ変別れていく人を送ること。 「━の辞」 「━会」

そう‐ほん【送本】🔗🔉

そう‐ほん【送本】 名・自他サ変書籍を発送すること。 「御注文の品、昨日━しました」

そう‐りょう【送料】━レウ🔗🔉

そう‐りょう【送料】━レウ 品物を送るのに必要な料金。送り賃。 「━無料」

そう‐わ【送話】🔗🔉

そう‐わ【送話】 名・自他サ変電話などで、音声による話を相手に送ること。 「━器」

そうわ‐き【送話器】🔗🔉

そうわ‐き【送話器】 電話機の音声を電気振動に変えて送り出す装置。 ⇔受話器

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