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【好】🔗🔉

【好】 6画 女部 [四年] 区点=2505 16進=3925 シフトJIS=8D44 《常用音訓》コウ/この…む/す…く 《音読み》 コウ(カウ)〈ho・ho〉 《訓読み》 このむ/すく/よい(よし)/よろしい(よろし)/みめよい(みめよし)/よしみ/このみ 《名付け》 この・このむ・すみ・たか・み・よし・よしみ 《意味》 {動}このむ。すく。愛する。たいせつにする。▽「すく」「すき」の訓は漢文では用いない。〈対語〉→悪オ/ニクム。「好悪コウオ」「王好戦=王戦ヒヲ好ム」〔→孟子{形}よい(ヨシ)。このましい。▽上声に読む。「稍覚池亭好=稍覚ユ池亭ノ好キコトヲ」〔王績〕 {形}よい(ヨシ)。よろしい(ヨロシ)。…するのにつごうがよい。▽上声に読む。「青春作伴好還郷=青春伴ヲ作シテ郷ニ還ルニ好シ」〔→杜甫{形}みめよい(ミメヨシ)。姿や顔が美しい。愛らしい。▽上声に読む。「選斉国中女子好者八十人=斉国中ノ女子ノ好キ者八十人ヲ選ブ」〔→史記{名}よしみ。仲のよい関係。つきあい。▽上声に読む。「与不穀同好如何=不穀ト好ヲ同ジウスルハイカン」〔→左伝{動}きれいにできあがる。ととのう。「粧好」 {名}璧ヘキのあな。〈類義語〉→孔。「好三寸」 〔国〕このみ。趣味。 《解字》 会意。「女+子(こども)」で、女性が子どもをたいせつにかばってかわいがるさまを示す。だいじにしてかわいがる意を含む。このむ(動詞)は去声、よい(形容詞)は上声に読む。 《単語家族》 休(かばってたいせつにする)畜(大事に養う)孝(親をたいせつにする)などと同系。 《類義》 →良 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 1103 での単語。