複数辞典一括検索+

【奴視】🔗🔉

【奴視】 ドシ どれいのように、卑しいものとして扱う。見下す。『奴僕視ドボクシ』

【奴婢】🔗🔉

【奴婢】 ドヒ・ヌヒ 下男と下女。男と女の召使。

【奴輩】🔗🔉

【奴輩】 ドハイ 召使たち。「至奴輩把槍荷鎧者=奴輩ノ槍ヲ把リ鎧ヲ荷フ者ニ至リテハ」〔→斎藤拙堂人を卑しめていうことば。やつら。あいつら。自己の謙称。てまえども。やつがれ。

【奴隷】🔗🔉

【奴隷】 ドレイ 最も身分の卑しい召使。しもべ。牛馬と同じように売買、贈与されて、人間としての権利も自由も認められず、その所有者に使われる人。「奴隷制度」(比喩ヒユ的に)金銭や権力などにとらわれて、自由に考えたり行動したりすることのできなくなっている人間。

【奴爾哈斉】🔗🔉

【奴爾哈斉】 ヌルハチ〈人名〉→「太祖タイソ(清)」

【奸】🔗🔉

【奸】 6画 女部  区点=5301 16進=5521 シフトJIS=9B40 《音読み》 カン〈jin〉 《訓読み》 よこしま 《意味》 {形・名}よこしま。道理を犯している。道理を犯す行い。悪事。また、その悪事を犯した人。悪人。〈同義語〉→姦カン。「奸臣カンシン」「作奸犯科=奸ヲ作シ科ヲ犯ス」〔→諸葛亮カンス{動}男女の間で不義を犯す。〈同義語〉→姦カン〔俗〕「奸細カンサイ」とは、スパイをいう。 《解字》 会意兼形声。干は、突く棒を描いた象形文字で、突いておかす意を含む。奸カンは「女+音符干カン」で、女性や正道をおかして、悪事をすること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【姦】を見よ。

【好】🔗🔉

【好】 6画 女部 [四年] 区点=2505 16進=3925 シフトJIS=8D44 《常用音訓》コウ/この…む/す…く 《音読み》 コウ(カウ)〈ho・ho〉 《訓読み》 このむ/すく/よい(よし)/よろしい(よろし)/みめよい(みめよし)/よしみ/このみ 《名付け》 この・このむ・すみ・たか・み・よし・よしみ 《意味》 {動}このむ。すく。愛する。たいせつにする。▽「すく」「すき」の訓は漢文では用いない。〈対語〉→悪オ/ニクム。「好悪コウオ」「王好戦=王戦ヒヲ好ム」〔→孟子{形}よい(ヨシ)。このましい。▽上声に読む。「稍覚池亭好=稍覚ユ池亭ノ好キコトヲ」〔王績〕 {形}よい(ヨシ)。よろしい(ヨロシ)。…するのにつごうがよい。▽上声に読む。「青春作伴好還郷=青春伴ヲ作シテ郷ニ還ルニ好シ」〔→杜甫{形}みめよい(ミメヨシ)。姿や顔が美しい。愛らしい。▽上声に読む。「選斉国中女子好者八十人=斉国中ノ女子ノ好キ者八十人ヲ選ブ」〔→史記{名}よしみ。仲のよい関係。つきあい。▽上声に読む。「与不穀同好如何=不穀ト好ヲ同ジウスルハイカン」〔→左伝{動}きれいにできあがる。ととのう。「粧好」 {名}璧ヘキのあな。〈類義語〉→孔。「好三寸」 〔国〕このみ。趣味。 《解字》 会意。「女+子(こども)」で、女性が子どもをたいせつにかばってかわいがるさまを示す。だいじにしてかわいがる意を含む。このむ(動詞)は去声、よい(形容詞)は上声に読む。 《単語家族》 休(かばってたいせつにする)畜(大事に養う)孝(親をたいせつにする)などと同系。 《類義》 →良 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 1103