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【布】🔗🔉

【布】 5画 巾部 [五年] 区点=4159 16進=495B シフトJIS=957A 《常用音訓》フ/ぬの 《音読み》 フ/ホ〈b〉 《訓読み》 ぬの/しく 《名付け》 しき・しく・たえ・ぬの・のぶ・よし 《意味》 {名}ぬの。平らに伸びて膚につくぬの。▽綿・麻・絹などで織るが、単に布といえば、本来は、麻や葛カツ(くず)で織ったもの。後世は、綿布のこと。これに対して、絹布を帛ハク(しろぎぬ)という。「許子必織布而後衣乎=許子、必ズ布ヲ織リテ、シカル後衣ルカ」〔→孟子{動}しく。平らに伸べる。また、広く行き渡らせる。〈同義語〉→敷。「布陣=陣ヲ布ク」「公布」「陽春布徳沢=陽春、徳沢ヲ布ク」〔→古詩「布施フシ」とは、広く金品をほどこすこと。「生不布施、死何含珠為=生キテ布施セズ、死シテナンゾ珠ヲ含ムコトヲ為サン」〔→荘子{名}古代の貨幣の一種。平らな形をしている。「泉布」 《解字》 形声。もと「巾(ぬの)+音符父」で、平らに伸ばして、ぴたりと表面につくぬののこと。 《単語家族》 敷フ(平らにしく)普(あまねく行き渡る)と同系。また舗ホ(平らにしく)とも近い。 《類義》 →帛→播 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 1394 での単語。