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【徴】人名に使える旧字🔗⭐🔉
【徴】
人名に使える旧字
14画 彳部 [常用漢字]
区点=3607 16進=4427 シフトJIS=92A5
《常用音訓》チョウ
《音読み》
チョウ
〈zh
ng〉/
チ
〈zh
〉
《訓読み》 めす/もとめる(もとむ)/きざす/きざし
《名付け》 あき・あきら・おと・きよし・すみ・なり・みる・もと・よし
《意味》

チョウス{動}めす。隠れている人材をめし出す。「徴召」「徴為常侍=徴シテ常侍ト為ス」〔→枕中記〕
チョウス{動}もとめる(モトム)。人民などから取りたてる。また、要求する。〈類義語〉→征。「徴兵」「徴歌=歌ヲ徴ス」「吾以羽檄徴天下兵=吾羽檄ヲモッテ天下ノ兵ヲ徴ス」〔→漢書〕
チョウス{動}物事の表面に出たところを見てとる。手がかりを得る。〈類義語〉→証。「宋不足徴也=宋ハ徴スルニ足ラザルナリ」〔→論語〕
{動}きざす。物事のけはいが表面に少し浮かび出る。〈類義語〉→現・→発。「微於色発於声=色ニ微シ、声ニ発ル」〔→孟子〕
{名}きざし。物事の起こるのを予想させるしるし。「徴候(=兆候)」「納徴(結婚の結納をする)」
{名}五音の一つ。▽宮・商・角・徴チ・羽を五音という。
《解字》
会意。「微の略体+王」で、隠れた所で微賤ビセンなさまをしている人材を王が見つけて、とりあげることを示す。
《単語家族》
チョウは登
昇(のぼる)と同系で、上へ引きあげること。また、證(=証。ことばで表面に出す)と同系で、わずかな手がかりをつかんでとりあげ表面にのせること。
《参考》
人名に旧字使用可。旧字の総画数は15画。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語


















漢字源 ページ 1564 での【徴】単語。