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【格】🔗🔉

【格】 10画 木部 [五年] 区点=1942 16進=334A シフトJIS=8A69 《常用音訓》カク/コウ 《音読み》 カク/コウ(カウ)/キャク〈g〉 《訓読み》 いたる/いたす/ただす 《名付け》 いたる・きわめ・ただ・ただし・ただす・つとむ・のり・まさ 《意味》 {名}こつんとつかえるかたいしんや、しん棒。人間が、しんにもつ本質。「人格」「骨格」 {名}こつんとつかえるかたいかどや、わく。物事を制限するきまり。法則。「格式」「及格(=合格)」「言有物、而行有格也=言ニ物有リテ、行ニ格有ルナリ」〔→礼記{名}かたい材料でつくった、物を止めておく道具。また、四角くくぎったますがた。「書格(本だな)」「格子」 {動・形}こつんとつかえる。つかえてとめる。また、そのさま。「扞格カンカク(つかえる)」「支格(つかえる)」「格格不入=格格トシテ入ラズ」 {動}こつんと打ち当てる。かたい物にぶつかる。〈同義語〉→挌。「格闘」「格殺」 {動}いたる。いたす。かたい本質につき当たる。物事のしんにつき当たるまでつきつめる。きわめる。とどく。「致知在格物=知ヲ致スハ格物ニ在リ」〔→大学{動}ただす。かたいかどめをつける。わくにはめてただす。あやまちをただしくする。「惟大人為能格君心之非=タダ大人ノミヨク君心ノ非ヲ格スヲ為ス」〔→孟子{名}体言(名詞)が他の語に対する関係をあらわす文法学の用語。ケース。「主格」 〔国〕平安時代の、制度に関する勅令や、きまり。「格式キャクシキ」 《解字》 会意兼形声。各は、夂(あし)と四角い石を組みあわせて、足がかたい石につかえて止まったさまを示す。格は「木+音符各」で、つかえて止めるかたい棒、ひっかかる木。→各 《単語家族》 客(一軒の家につかえて止まった人)閣(とびらにつかえて止めるとびらどめの石)擱カク(つかえて止まる)挌(つきあたる、ひっかかる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 2230 での単語。