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【洽】🔗🔉

【洽】 9画 水部  区点=6210 16進=5E2A シフトJIS=9FA8 《音読み》 コウ(カフ)/ギョウ(ゲフ)〈xi・qi〉/ゴウ(ゴフ)/コウ(カフ) 《訓読み》 あまねし/うるおす(うるほす)/やわらげる(やはらぐ)/かなう(かなふ) 《意味》 {形・動}あまねし。全部に行き渡っているさま。全体をおおう。〈類義語〉→浹ショウ。「博学洽聞コウブン」「猶未洽於天下=ナホイマダ天下ニ洽カラズ」〔→孟子{動}うるおす(ウルホス)。うるおいをもたせて調和させる。「洽于民心=民心ヲ洽ス」〔→書経{動}やわらげる(ヤハラグ)。かなう(カナフ)。心や関係がうちとけあって一つになる。心にぴったりかなう。〈類義語〉→叶→協→恰。「洽此四国=コノ四国ヲ洽ゲシム」〔→詩経〕「洽和コウワ」「不洽於心=心ニ洽ハズ」 {名}川名。陝西センセイ省東部にあり、黄河に注ぐ。洽水コウスイ。 《解字》 会意兼形声。合は「かぶせるしるし+口」の会意文字で、口にぴったりとふたをあわせたさまをあらわす。洽は「水+音符合」からなる。うるおって、ぴったり調和すること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2510 での単語。