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【泰】🔗🔉

【泰】 10画 水部 [常用漢字] 区点=3457 16進=4259 シフトJIS=91D7 《常用音訓》タイ 《音読み》 タイ〈ti〉 《訓読み》 やすらか(やすらかなり)/やすい(やすし)/おごる/はなはだ 《名付け》 あきら・とおる・ひろ・ひろし・や・やす・やすし・ゆたか・よし 《意味》 {形}やすらか(ヤスラカナリ)。やすい(ヤスシ)。おおらかで、ゆったりしている。〈対語〉→急。〈類義語〉→安。「安泰」「天下泰平」「君子泰而不驕=君子ハ泰カニシテ驕ラズ」〔→論語{形}おごる。ぜいたくなさま。えらそうなさま。おおらかすぎてつつしみがないさま。〈同義語〉→太。〈対語〉→約(つつましい)。〈類義語〉→傲ゴウ→侈シ。「約而為泰=約ニシテ泰トナス」〔→論語〕「今拝乎上、泰也=イマ上ニ拝スルハ、泰ルナリ」〔→論語{名}やすらぎ。安心できること。「此三泰也=コレ三ツノ泰ナリ」〔→白居易{副}はなはだ。…しすぎる。〈同義語〉→太。「泰緩=泰ダ緩シ」 {名}山名。山東省にある。▽「泰山」の略。「岱タイ」とも書く。 {名}周易の六十四卦カの一つ。乾下坤上ケンカコンショウの形で、陰と陽とがじゅうぶん交流しあう状態をあらわす。否(陰と陽とのまったく通じあわないさまを示す卦)と反対の卦。 {名}国名。タイのこと。▽Thaiの音訳。 《解字》 会意兼形声。「水+両手+音符大」で、両手でたっぷりと水を流すさまを示す。 《単語家族》 大(ゆったりとおおきい)汰タ(たっぷりと水を流す)達(ゆとりをあけて通る)などと同系。また多や侈シ(ゆとりがある、ぜいたく)とも縁が近い。 《類義》 →安 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 2539 での単語。