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【漂】🔗🔉

【漂】 14画 水部 [常用漢字] 区点=4126 16進=493A シフトJIS=9559 《常用音訓》ヒョウ/ただよ…う 《音読み》 ヒョウ(ヘウ)〈pio・pio・pio〉 《訓読み》 ただよう(ただよふ)/さすらう(さすらふ)/さらす 《意味》 {動}ただよう(タダヨフ)。軽く水の表に浮かぶ。水面に浮きあがってただよう。「漂流」 {動}さすらう(サスラフ)。水面にただようように、ふらふらとさまよい歩く。「漂浪」 ヒョウス{動・名}つむじ風が巻きあげるように吹きつける。軽々と巻きあがるつむじ風。▽飄ヒョウに当てた用法。「風其漂女=風其レ女ヲ漂ス」〔→詩経{動・形}さらす。綿花を水中でつぶし、水面に浮いた白い繊維をさらえとる。また、布を水面に流して白くする。▽去声に読む。今は上声。〈類義語〉→晒サイ。「漂白」「漂母(綿さらしをするおばさん)」 {動}さらす。ソーダや薬品を用いて布を白くする。▽去声に読む。「漂白剤」 《解字》 会意兼形声。票は「要(ほそい腰)の略体+火」の会意文字で、火が細く軽く舞いあがること。漂は「水+音符票」で、水の表面に軽くあがって浮かぶこと。軽く上にあがるの意を含む。 《単語家族》 標(高く上方にかかげた目じるし)飄ヒョウ(軽く舞いあがるつむじ風)表(軽くて表面に出たうわ着)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2652 での単語。