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【倚】🔗🔉

【倚】 10画 人部  区点=4865 16進=5061 シフトJIS=98DF 《音読み》 イ〈y〉 《訓読み》 よる 《意味》 {動}よる。よりかかる。もたれる。〈類義語〉→寄。「見其倚於衡也=其ノ衡ニ倚ルヲ見ル」〔→論語{動}よる。うしろだてにしてたよりにする。「親倚都護=親シク都護ニ倚ル」〔→漢書{動}よる。主となるものをたよりにして調子をあわす。「倚歌而和之=歌ニ倚リテコレニ和ス」〔→蘇軾{名}背をもたせかけるいす。▽椅子イスの椅に当てた用法。 {名・形}片足が不自由なこと。かたよっているさま。▽キと読む。 《解字》 会意兼形声。可は型に曲がるの意を含む。奇は「大(人が大の字形にたつさま)+音符可」の会意兼形声文字で、型や型に曲がって不安定にたつこと。のち、奇怪(正常でない)の意に転用された。倚は「人+音符奇」で、直立せず何かにもたれて型にたつことで、奇の原義をあらわす。→奇 《単語家族》 椅キ(よりかかるいす)寄(よりかかる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 292 での単語。