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【矯】🔗🔉

【矯】 17画 矢部 [常用漢字] 区点=2226 16進=363A シフトJIS=8BB8 《常用音訓》キョウ/た…める 《音読み》 キョウ(ケウ)〈jio〉 《訓読み》 ためる(たむ)/まげる(まぐ)/いつわる(いつはる)/あげる(あぐ) 《名付け》 いさみ・たけし・ただ 《意味》 {動}ためる(タム)。型に曲げる。曲がった物を、押し曲げて正しい形になおす。「矯正」「矯其非=ソノ非ヲ矯ム」 {動}まげる(マグ)。いつわる(イツハル)。まっすぐな物をわざと押し曲げる。押し曲げていつわる。むりをする。「矯命=命ヲ矯グ」「弥子、矯駕君車以出=弥子、矯ゲテ君ノ車ニ駕シテモッテ出ヅ」〔→韓非{動・形}あげる(アグ)。曲げた型に高くあげる。首をあげて勇みたつさま。〈類義語〉→翹キョウ。「矯矯キョウキョウ」「時矯首而遐観=時ニ首ヲ矯ゲテ遐観ス」〔→陶潜〕 《解字》 会意兼形声。喬キョウとは、高(たかい)の字の上部に曲がったしるしを加えた指事文字で、曲がって高くのびること。不正な原形を曲げて正しくする場合にも、その逆の場合にも用いる。矯は「矢+音符喬」。 《単語家族》 僑キョウ(背のたかい人)驕キョウ(馬がたかく頭をあげる)橋(曲線をなして、たかくかかった、たいこばし)などと同系。高やギョウ(たかい)とも縁が近い。 《類義》 →匡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 3097 での単語。