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【税】🔗🔉

【税】 12画 禾部 [五年] 区点=3239 16進=4047 シフトJIS=90C5 《常用音訓》ゼイ 《音読み》 ゼイ/セイ/セ〈shu〉 《訓読み》 みつぎ/とく/ぬく 《名付け》 おさむ・ちから・みつぎ 《意味》 {名}みつぎ。国家や支配者が、人民の収入や収穫のうちからぬきとって徴収するもの。年貢。▽近世では田畑や土地から徴収するのを租といい、品物や収入からとるのを税という。「国税」「租税」 ゼイス{動}税をかける。年貢をとりたてる。▽昔は一割を理想としたが、現実には田租は五割から六割にも達し、税は多方面に及んだ。「什一而税=什一ニシテ税ス」 ゼイス{動}とく。ぬく。ぬきとる。はがす。自分の持ち物をぬきとって人にあたえる。〈類義語〉→脱。「税駕=駕ヲ税ク」「未仕者不敢税人=イマダ仕ヘザル者ハアヘテ人ニ税セズ」〔→礼記〕 《解字》 会意兼形声。兌タイ・ダは「八(はぎとる)+兄(頭の大きい人)」の会意文字で、人の着物をはがしてぬきとるさま。脱衣の脱の原字。税は「禾(作物)+音符兌」で、収穫の一部をぬきとること。 《単語家族》 脱(はぎとる)奪(ぬきとる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3203 での単語。