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【籍】🔗🔉

【籍】 20画 竹部 [常用漢字] 区点=3250 16進=4052 シフトJIS=90D0 《常用音訓》セキ 《音読み》 セキ/ジャク〈j〉 《訓読み》 ふみ/すく 《名付け》 ふみ・もり・より 《意味》 {名}ふみ。昔、紙のないころ、竹のふだに文字を書いて、それを重ねて保存したことから、文書・書物のこと。〈類義語〉→簡。「書籍」「典籍(古典)」 {名}人別・戸別・地別等を書きつけた役所のふだや文書。人別帳。「戸籍コセキ」「籍貫(原籍・戸籍のあるうまれ故郷)」 セキス{動}書きつける。記入する。「勿籍=籍スルナカレ」〔→左伝セキス{動}家産を没収して帳簿に記入する。「籍没」 セキス{動}すく。田畑を農具ですく。〈類義語〉→耡ジョ(すく)。「籍田(天子自ら耕す田)」「宣王、不脩籍於千畝=宣王、千畝ニ籍スルヲ脩メズ」〔→史記「籍籍セキセキ」とは、ごたごたと重なること。また、やかましいさま。〈同義語〉藉藉。「国中口語籍籍=国中ノ口語スルヤ籍籍タリ」〔→漢書{動}下にしく。▽藉セキ・シャに当てた用法。「狼籍ロウゼキ(=狼藉。おおかみがしき草を荒らしたように、乱れたさま)」 《解字》 会意兼形声。下部の字(音セキ)は「耒(すき)+音符昔(日数の重なったむかし)」からなり、すきで土をおこして重ねること。籍はそれを音符とし、竹を加えた字で、文字を書いた竹札を重ねて保存したもの。→昔 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3324 での単語。