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【考】🔗🔉

【考】 6画 老部 [二年] 区点=2545 16進=394D シフトJIS=8D6C 《常用音訓》コウ/かんが…える 《音読み》 コウ(カウ)〈ko〉 《訓読み》 かんがえる(かんがふ)/かんがえ(かんがへ) 《名付け》 たか・ただ・ちか・とし・なか・なり・なる・のり・やす・よし 《意味》 {動・名}かんがえる(カンガフ)。かんがえ(カンガヘ)。曲がりくねって奥までかんがえる。あれこれとつきつめる。思いめぐらしたすえ出た意見。また、その意見を示した論文。〈同義語〉→攷。〈類義語〉→究。「考究」「熟考」「小学考」「以其時考之、則可矣=ソノ時ヲモッテコレヲ考フレバ、スナハチ可ナリ」〔→孟子{動}遠くまで、またおわりまで進む。〈類義語〉→終→至。「考終」 {動・名}学力や人物をよくかんがえてえらぶ。また、人物を登用する試験。「科考(科挙の試験、官吏登用試験)」「歳考(年一回の試験)」 {名・形}腰のまがった年寄り。高齢の。「寿考」 {名}亡くなった父。▽妣ヒ(亡くなった母)に対することば。「先考(亡父)」「生謂父、死謂考=生キテハ父ト謂ヒ、死シテハ考ト謂フ」 《解字》 会意兼形声。下部は、|線が上につかえて曲がりくねった形。考はそれを音符とし、老(長髪の老人)の略体を加えた字で、腰の曲がった老人。かんがえるの意に用いるのは、攷コウに当てた用法で、曲がりくねりつつ、奥まで思い進むこと。 《単語家族》 朽(木が曲がる)究(曲がりつつ奥へ進む)などと同系。 《類義》 勘は、まっすぐ奥底をついてかんがえること。案は、押したり押さえてみたりして調子をみつつかんがえること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

漢字源 ページ 3548 での単語。