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【虞】🔗🔉

【虞】 13画 虍部 [常用漢字] 区点=2283 16進=3673 シフトJIS=8BF1 《常用音訓》おそれ 《音読み》 グ〈y〉 《訓読み》 おもんぱかる/おそれる(おそる)/おそれ 《名付け》 すけ・もち・やす 《意味》 {動}おもんぱかる。あらかじめ、先のことを考える。先を見こして考慮する。〈類義語〉→慮。「不虞フグ(不慮。予想もしない)」「有不虞之誉=不虞ノ誉ノ有リ」〔→孟子{動・名}おそれる(オソル)。おそれ。先のことを考えて心配する。あれこれと気をまわして心配する。うれい。心配。「危虞(あやぶんで心配する)」「可虞=虞ルベシ」 {動・形}にぎやかに楽しむ。また、そのさま。▽娯楽の娯に当てた用法。「覇者之民、驩虞如也=覇者ノ民ハ、驩虞如タリ」〔→孟子{名}中国古代の王朝の名。舜シュンが帝位についていた時代。▽今の山西省平陸県の虞城は、その子孫の封地。また、河南省の虞城もそのゆかりの地であるという。「虞舜グシュン(帝舜のこと)」 {名}周代、山林や沼沢を管理し狩猟のことをつかさどった役目の官。〔→書経{名}父母の埋葬をおわり、家に帰ってから行う忌み明けの祭り。「虞祭グサイ」 《解字》 形声。「虍(とら)+音符呉ゴ」で、もと、虎トラのようにすばしこい動物のこと。ただし、普通は、あらかじめ心を配るの意に用いる。 《類義》 →思→恐 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

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