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【裁】🔗🔉

【裁】 12画 衣部 [六年] 区点=2659 16進=3A5B シフトJIS=8DD9 《常用音訓》サイ/さば…く/た…つ 《音読み》 サイ/ザイ〈ci〉 《訓読み》 たつ/きる/さばく/わずかに(わづかに) 《意味》 サイス{動}たつ。衣服を仕たてるため、長い布地を適当にきる。また、布地をきって衣服を仕たてる。「裁断」「裁縫」 {動}きる。さえぎる。適当なところできる。また、ほどよくきめる。文章やことばを適切にあんばいする。〈類義語〉→制。「裁減(きってへらす)」「裁量」 サイス{動・名}物事をきりもりする。また、きりもりする役。〈類義語〉→宰。「裁量」「総裁」 サイス{動}さばく。よしあしの区別をはっきりきめる。「裁判」「大王裁其罪=大王ソノ罪ヲ裁ス」〔→国策{名}適当にカットしてきめた形。「体裁」 {名}布ぎれ。〈類義語〉→切{副}わずかに(ワヅカニ)。はじめて。やっと。▽纔サイに当てた用法。〈同義語〉→哉→才。 《解字》 会意兼形声。才サイの原字は、流れをたちきるせきを描いた象形文字。裁の衣を除いた部分は、それに戈(きるためのほこ)をそえて、きることを明示した字。裁はそれを音符とし、衣をそえた字で、布地をたちきること。 《単語家族》 材ザイ(きった木)栽サイ(のびすぎた枝をきる)宰サイ(きる)などと同系。 《異字同訓》 たつ。 →断 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 3986 での単語。