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【鞠】🔗🔉

【鞠】 17画 革部 [人名漢字] 区点=2139 16進=3547 シフトJIS=8B66 《音読み》 キク/ギク〈j〉/キク〈j〉 《訓読み》 まり/けまり/やしなう(やしなふ)/きわまる(きはまる)/ただす/きわめる(きはむ) 《名付け》 つぐ・まり・みつ 《意味》 {名}まり。けまり。かわで包んだまり。〈類義語〉→球キクス{動}からだをまるくかがめる。〈類義語〉→躬キュウ。「鞠躬キッキュウ」 キクス{動}やしなう(ヤシナフ)。からだをかがめて、保育する。だいじに育てる。「母兮鞠我=母ヤ我ヲ鞠ヒタマフ」〔→詩経{形}からだが小さくちぢまっているさま。おさない。「鞠子キクシ」 キクス{動・形}きわまる(キハマル)。しめつけられる。ふさがる。窮する。▽鞫キクに当てた用法。「自鞠自苦=ミヅカラ鞠シミヅカラ苦シム」〔→書経{動}ただす・きわめる(キハム)。罪人をとことんまでとり調べる。問いつめる。▽鞫キクに当てた用法。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音キク)は「米+勹(つつむ)」からなる会意文字で、米つぶをつつんでぐっとまるめることを示す。鞠はそれを音符とし、革(かわ)を加えた字。ぐっとちぢめて、外から包んだかわのまり。躬キュウ(かがめたからだ)・窮(かがむ、ちぢむ)は、その語尾がのびたことば。 《単語家族》 掬キク(手をまるくちぢめてすくう)球(ぐっとちぢめたたま)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 4884 での単語。