【鸞】

30画 鳥部
区点=8334 16進=7342 シフトJIS=EA61
《音読み》 ラン


〈lu

n〉
《意味》

{名}想像上の鳥の名。鳳凰ホウオウの一種。形は鶏に似て、羽は赤色に五色をまじえ、鳴く声は五音の律にあうという。▽鳳凰ホウオウのあとにペアをなしてつらなり、太平の世にあらわれるという。「鸞鳳ランポウ」

{名}天子の乗る馬車につけるすず。〈同義語〉
→鑾。
《解字》
会意兼形声。上部の字(音ラン)は、つらなる意を含む。鸞はそれを音符とし、鳥を加えた字で、鳳凰につらなってあらわれるという鳥。
《単語家族》
巒ラン(つらなる山々)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語