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【鼎】🔗🔉

【鼎】 13画 鼎部  区点=3704 16進=4524 シフトJIS=9343 《音読み》 テイ/チョウ(チャウ)〈dng〉 《訓読み》 かなえ(かなへ)/あたる/まさに 《意味》 {名}かなえ(カナヘ)。三つの足と二つの耳のある器。もと、なべや食器として用いたが、のちには王侯の祭器、礼器となった。▽夏カの禹ウ王は九州から金(銅)を集めて九つの鼎をつくり、王位伝承の宝器とした。▽のちには、四足のものがあり、それを方鼎という。「鐘鼎ショウテイ」 {名}王位のしるし。国に伝わる宝。「鼎運テイウン」 {形}かなえの足のように三方に並ぶさま。また、ずっしりと、すわったさま。「鼎立テイリツ」「鼎談テイダン」 {動・副}あたる。まさに。ちょうど…だ。ぴったりあたる。〈同義語〉→丁。〈類義語〉→当→方。「天子、春秋鼎盛=天子、春秋鼎ニ盛ンナリ」〔→漢書{名}周易の六十四卦カの一つ。巽下離上ソンカリショウの形で、木の上に火があり、供物を煮て神をまつるさまをあらわす。 《解字》 象形。かなえの形を描いたもの。三足で、安定してすわる器のこと。 《単語家族》 停(じっととまる)定(とまる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

漢字源 ページ 5176 での単語。