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【副】🔗🔉

【副】 11画 リ部 [四年] 区点=4191 16進=497B シフトJIS=959B 《常用音訓》フク 《音読み》 フク〈f〉 《訓読み》 そう(そふ)/そえる(そふ)/さく/すけ 《名付け》 すえ・すけ・そえ・つぎ・ます 《意味》 {動}そう(ソフ)。そえる(ソフ)。主となるものにぴったりと寄りそって対をなす。そばにくっついて助ける。「副以桜桃=副フルニ桜桃ヲモッテス」〔燕京歳時記〕 {名}そえ役。控え。▽正使のそえ役を「副使」といい、正本の控えを「副本」という。「令秦舞陽為副=秦舞陽ヲシテ副ト為ラシム」〔→史記{動}さく。二つに切りさく。「剖副」 {単位}寄りあって一組をなす物。▽中国の書画は多く二枚で対をなすので、書副・画副といい、書画を一副、二副と数える。転じて、書画一枚(一面)をも「一副」という。 〔国〕すけ。四等官で、神祇官の第二位。 《解字》 形声。左側の字(音フク)は、腹がふくれ、いっぱい酒のはいるとっくりを描いた象形文字。副は刀にそれを単なる音符としてそえたもので、原義とは関係はない。剖ホウと同じく、もと二つに切りわけることであるが、むしろその二つがぴたりとくっついてペアをなす意に専用される。倍逼ヒョク・ヒツ(ぴたりとくっつく)富(財貨がびっしりつまっている)とも縁が近い。 《類義》 →就 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 536 での単語。