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【向】🔗🔉

【向】 6画 口部 [三年] 区点=2494 16進=387E シフトJIS=8CFC 《常用音訓》コウ/む…かう/む…く/む…ける/む…こう 《音読み》 コウ(カウ)/キョウ(キャウ)〈xing〉 《訓読み》 むける/むく/むかう(むかふ)/むき/さきに/むこう(むかう) 《名付け》 ひさ・むか・むかう・むき・むけ・むこう 《意味》 {動}むく。むかう(ムカフ)。ある方向をむいて進行する。「向上=上ニ向カフ」「裴方向壁臥=裴マサニ壁ニ向キテ臥ス」〔→世説{名}むき。むかう方向。 {動}顔をまともにむけて従う。「向背」 {前}中世の俗語で、於と同じく、動作の向かうところを示す前置詞。▽訓読では読まない。「洒向枝上花=枝上ノ花ニ洒グ」〔→王安石{副}さきに。日時が先にむかって進行したことから、転じて、過ぎ去った意をあらわすことば。〈同義語〉→嚮。「向者サキニハ」「尋向所誌=向ニ誌セシトコロヲ尋ヌ」〔→陶潜〕 〔国〕むこう(ムカウ)。あちらがわ。むかう(ムカフ)。反抗する。「手向かう」むく。…に合う。…にちょうどよい。 《解字》 会意。「宀(やね)+口(あな)」で、家屋の北壁にあけた通気孔を示す。通風窓から空気が出ていくように、気体や物がある方向に進行すること。▽姓のときは、ショウと読む。 《単語家族》 響(音波がむこうへ進行していく)亨キョウ(かおりが天に向かって進む)香(においをのせた空気がむこうへ流れていく)卿ケイ(むかい合う)と同系。 《類義》 →会 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 729 での単語。