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【叫呼】🔗🔉

【叫呼】 キョウコ 金切り声で叫ぶ。また、叫び声をあげる。ばかにして笑う。

【叫呶】🔗🔉

【叫呶】 キョウドウ『叫聒キョウカツ』がやがやとやかましく話し合う。

【叫断】🔗🔉

【叫断】 キョウダン 金切り声で叫ぶ。絶叫する。「叫断蒼梧日暮雲=叫断ス蒼梧日暮ノ雲」〔→元好問

【叫喚】🔗🔉

【叫喚】 キョウカン 金切り声で叫ぶ。わめく。「阿鼻叫喚」

【叫喚地獄】🔗🔉

【叫喚地獄】 キョウカンジゴク〔仏〕八大地獄の一つ。地獄の番人に責めたてられて泣き叫ぶ世界。→「八大地獄」

【叫譟】🔗🔉

【叫譟】 キョウソウ =叫噪。叫び騒ぐ。騒ぎたてる。

【叫囂】🔗🔉

【叫囂】 キョウゴウ わめきたてる。▽「囂」は、騒がしい。「悍吏之来吾郷、叫囂乎東西=悍吏ノ吾ガ郷ニ来タルヤ、東西ニ叫囂ス」〔→柳宗元

【吁】🔗🔉

【吁】 6画 口部  区点=5062 16進=525E シフトJIS=99DC 《音読み》 ウ/ク〈y〉〈x〉 《訓読み》 ああ 《意味》 {感}ああ。うわっという嘆声をあらわす擬声語。▽驚き・怪しみ・悲しみなど、文脈に応じてさまざまの感じを含む。〈類義語〉嗚呼(ああ)。「吁嗟クサ」 《解字》 会意兼形声。于ウは、息が下からあがって一線につかえることを示す指事文字。吁は「口+音符于」で、于が於と同じく前置詞(おいて・より)に転用されたため、吁が于の原意(息がつかえてううと漏れる)をあらわす。乎コ(息が出る)や呼(息をはく)とも縁が近い。 《類義》 →呼 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【吁吁】🔗🔉

【吁吁】 クク 感嘆のことば。また、仕事をするときの掛け声。

【吁嗟】🔗🔉

【吁嗟】 アア うわっと嘆く声をあらわすことば。クサ ああと嘆息する。嘆く。「民悪其残虐、莫不吁嗟=民ソノ残虐ヲ悪ミ、吁嗟セザルハナシ」〔→家語

【向】🔗🔉

【向】 6画 口部 [三年] 区点=2494 16進=387E シフトJIS=8CFC 《常用音訓》コウ/む…かう/む…く/む…ける/む…こう 《音読み》 コウ(カウ)/キョウ(キャウ)〈xing〉 《訓読み》 むける/むく/むかう(むかふ)/むき/さきに/むこう(むかう) 《名付け》 ひさ・むか・むかう・むき・むけ・むこう 《意味》 {動}むく。むかう(ムカフ)。ある方向をむいて進行する。「向上=上ニ向カフ」「裴方向壁臥=裴マサニ壁ニ向キテ臥ス」〔→世説{名}むき。むかう方向。 {動}顔をまともにむけて従う。「向背」 {前}中世の俗語で、於と同じく、動作の向かうところを示す前置詞。▽訓読では読まない。「洒向枝上花=枝上ノ花ニ洒グ」〔→王安石{副}さきに。日時が先にむかって進行したことから、転じて、過ぎ去った意をあらわすことば。〈同義語〉→嚮。「向者サキニハ」「尋向所誌=向ニ誌セシトコロヲ尋ヌ」〔→陶潜〕 〔国〕むこう(ムカウ)。あちらがわ。むかう(ムカフ)。反抗する。「手向かう」むく。…に合う。…にちょうどよい。 《解字》 会意。「宀(やね)+口(あな)」で、家屋の北壁にあけた通気孔を示す。通風窓から空気が出ていくように、気体や物がある方向に進行すること。▽姓のときは、ショウと読む。 《単語家族》 響(音波がむこうへ進行していく)亨キョウ(かおりが天に向かって進む)香(においをのせた空気がむこうへ流れていく)卿ケイ(むかい合う)と同系。 《類義》 →会 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

漢字源 ページ 729