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【有】 6画 月部 [三年] 区点=4513 16進=4D2D シフトJIS=974C 《常用音訓》ウ/ユウ/あ…る 《音読み》 ユウ(イウ)/ウ〈yu・yu〉 《訓読み》 ある(あり)/たもつ/もつ/あり/あるひと 《名付け》 あり・すみ・たもつ・とお・とも・なお・なり・みち・もち・り 《意味》 {動}ある(アリ)。空間の中にある形をしめて存在している。〈対語〉→無→亡(ない)。「未曾有ミゾウ(いまだかつてない)」「未之有也=イマダコレ有ラザルヤ」〔→論語{動}ある(アリ)。あるようになる。あることがおこる。生じる。〈対語〉→無(なくなる)。「大道廃有仁義=大道廃レテ仁義有リ」〔→老子ユウス{動}たもつ。もつ。空間の中にわくを構える。わくを構えてかかえこむ。所有する。持ちつづける。「保有」「有国者不可以不慎=国ヲ有ツ者ハモッテ慎マザルベカラズ」〔→大学{名}あり。形をなしてあること。所有物。「尽其有=ソノ有ヲ尽クス」「亡而為有=亡クシテ有リト為ス」〔→論語{動・代}…(する)あり。あるひと…。〜するものがあったの意から転じて、ある人が…したとの意。〈同義語〉→或。「古人有云=古人云ヘル有リ」「有問之=有ヒトコレヲ問フ」〔→柳宗元{助}人の集団や国名などにつけることば。「有周ユウシュウ(周の国)」「有虞氏ユウグシ(虞の国)」「有衆ユウシュウ(もろ人)」「有司ユウシ(役人)」 {名}一定のわくを構えた土地。▽域に当てた用法。「九有(=九域。全国の領土)」 {助}さらに輪をかけて、その上に加えての意を示すことば。▽又ユウに当てた用法。去声宥韻に読む。「十有五(=十又五。十足す五)」「吾十有五而志于学=吾十有五ニシテ学ニ志ス」〔→論語〕 〔国〕ある(アリ)。…である。 《解字》 会意兼形声。又ユウは、手でわくを構えたさま。有は「肉+音符又」で、わくを構えた手に肉をかかえこむさま。空間中に一定の形を画することから、事物が形をなしてあることや、わくの中にかかえこむことを意味する。 《単語家族》 佑ユウ(かかえこむ)囿ユウ(わくを構えた区画)域(わくを構えた領分)と同系。 《類義》 在は、ある場所に動かず存在すること。 《異字同訓》 ある。 有る「財源が有る。子が有る。有り合わせ。有り金。有様」在る「日本はアジアの東に在る。在り方」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

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