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【天帝】🔗🔉

【天帝】 テンテイ 天の主宰者。造化の神。『天公テンコウ・天皇テンコウ』〈類義語〉上帝。星の名。こぐま座のベータ星。〈類義語〉帝星。

【天怒】🔗🔉

【天怒】 テンド 天の怒り。暴風・雷などのこと。天子の怒り。

【天風】🔗🔉

【天風】 テンプウ 空を吹く風。あまつかぜ。「夜静海濤三万里、月明飛錫下天風=夜ハ静カナリ海濤三万里、月明ラカニ飛錫天風ヲ下ル」〔→王陽明

【天変地異】🔗🔉

【天変地異】 テンペンチイ 自然界におこった異変。▽天変(天空におこる異変。日食・月食など)と地異(地上におこった異変。地震・台風など)。

【天恩】🔗🔉

【天恩】 テンオン 天帝の恵みや、造化の恩恵。天子の恵みや、恩。

【天華】🔗🔉

【天華】 テンカ 雪の別名。『天花テンカ・テンゲ』テンゲ〔仏〕天上に咲き地上に降るという美しい花。また、それに模して紙でつくった花びら。法会ホウエのときに仏前でまき散らす。

【天宮】🔗🔉

【天宮】 テンキュウ 天の神の宮殿。転じて、大空のこと。

【天恵】🔗🔉

【天恵】 テンケイ 天子の恩恵。「皇佐揚天恵、四海無交兵=皇佐天恵ヲ揚ゲ、四海兵ヲ交フル無シ」〔→曹植

【天倪】🔗🔉

【天倪】 テンゲイ 自然のままの状態。〔→荘子天のきわまる所。天の果て。

【天時】🔗🔉

【天時】 テンジ 天の運行する時。自然に巡ってくる時機。時日・干支・天候などによる吉凶をいう。「天時不如地利、地利不如人和=天ノ時ハ地ノ利ニシカズ、地ノ利ハ人ノ和ニシカズ」〔→孟子天の下す災害。天子のきげん。

【天書】🔗🔉

【天書】 テンショ 天子の詔書。道教で、祖先の仙人センニンのことばを記した書物。宋ソウの真宗のとき、天から降ったといわれる書物。

【天真】🔗🔉

【天真】 テンシン 天から与えられた純粋な性質。また、自然のままで飾りけのないこと。「悲糸与急管、感激異天真=悲糸ト急管ト、感激ハ天真ニ異ナリ」〔→杜甫

【天真爛漫】🔗🔉

【天真爛漫】 テンシンランマン 自然のままの心を飾らず、そのままことばや行動にあらわすこと。また、自然のままがありありとあらわれるさま。〔→輟耕録

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