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【広範{汎}】🔗🔉

【広範{汎}】 コウハン 外わくが広いさま。行き渡るところが広いさま。

【広廡】🔗🔉

【広廡】 コウブ 広いひさし。転じて、高大な建物。

【広饒】🔗🔉

【広饒】 コウジョウ 土地が広く、物産が豊富なこと。〔→史記地名。山東省にある県。漢代から置かれた。

【広韻】🔗🔉

【広韻】 コウイン〈書物〉五巻。北宋ホクソウの陳彭年チンホウネンらが勅命によって編集した韻書で、1008年に刊行された。正しくは『大宋重修広韻』といい、二万六一九四字を収める。『切韻』(601)の系統を引くいろいろな韻書を改訂増補した発音辞典。平上去入の四声の違いによって大別し(平声には字が多いので、上平・下平に分けた)『切韻』の一九三韻をさらに分けて二〇六韻とした。次に各韻の中では同音字をグループ別に配列し、反切によって発音を示した。『切韻』そのものがなくなったため、『広韻』は南北朝時代〜唐代の「中古漢語」の全容を知るためには不可欠の資料である。

【広雅】🔗🔉

【広雅】 コウガ〈書物〉もと三巻。魏ギの博士であった張揖チョウシュウ(河北省清河の人)の著。230年ごろに作られた。『博雅』ともいう。広く古代漢語のことばを集めて解説した語彙ゴイ集。前漢の『爾雅ジガ』の体裁にならい、釈言・釈詁・釈訓・釈天以下の、一九編に分け、一万八一五〇字を収めている。いま隋ズイの曹憲ソウケンの音釈した一〇巻本が伝えられる。

【広瀬建】🔗🔉

【広瀬建】 ヒロセケン〔日〕〈人名〉1782〜1856 江戸時代後期の折衷学派の儒者。豊後ブンゴ(大分県)の人。号は淡窓タンソウ、字アザナは子基シキ。書塾咸宜園カンギエンを設け子弟を教育。『儒林評』などがある。

【庁】🔗🔉

【庁】 5画 广部 [六年] 区点=3603 16進=4423 シフトJIS=92A1 【廳】旧字人名に使える旧字 25画 广部 区点=5512 16進=572C シフトJIS=9C4B 【廰】異体字異体字 20画 广部 区点=5513 16進=572D シフトJIS=9C4C 《常用音訓》チョウ 《音読み》 チョウ(チャウ)/テイ〈tng〉 《訓読み》 へや 《意味》 {名}役所。「官庁」「県庁」 {名}〔俗〕へや。広間。「客庁(客間)」 《解字》 会意兼形声。「广(いえ)+音符聽チョウ」で、訴えや事情を聞く所、つまり役所のこと。また、平らな白州シラスや広間のある家と解すれば、朝廷の廷テイ(広間)庭(平らなにわ)と同系のことばと考えられる。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1443