複数辞典一括検索+

【拉】🔗🔉

【拉】 8画 部  区点=5739 16進=5947 シフトJIS=9D66 《音読み》 ロウ(ラフ)/ロウ(ロフ)/ラツ〈l〉 《訓読み》 くだく/ひく 《意味》 {動}くだく。両手で持って折る。ひしぐ。「拉脇=脇ヲ拉ク」 {動}ひく。両手でひっぱる。「拉致ラッチ(捕らえて連れ去る)」 《解字》 会意兼形声。立は、両足を地面につけてたつこと。拉は「手+音符立リュウ」。両手を物につけて持つこと。ラツはpに終わる入声ニッショウ(つまり音)をツで、書きあらわしたためのなまり。 《熟語》 →熟語

【拉丁】🔗🔉

【拉丁】 ラテン ラテン語。また、ラテン民族。▽Latinの音訳。「拉典」「羅甸」とも。

【拉朽】🔗🔉

【拉朽】 ロウキュウ くちた物をくだく。物事の容易なたとえ。『拉枯ロウコ』

【拉殺】🔗🔉

【拉殺】 ロウサツ 手で押しつぶして殺す。ひしぎ殺す。

【拉致】🔗🔉

【拉致】 ラッチ・ラチ むりに引き連れて連れ去る。

【拉薩】🔗🔉

【拉薩】 ラサ・ラッサ『拉撒ラサ・ラッサ』地名。チベットの首都。唐代、吐蕃トバンの国都。▽聖地の意。「喇薩ラッサ」とも。

【按】🔗🔉

【按】 9画 部  区点=1636 16進=3044 シフトJIS=88C2 《音読み》 アンn〉 《訓読み》 おさえる(おさふ)/しらべる(しらぶ) 《意味》 アンズ{動}おさえる(オサフ)。手で上から下へとおさえる。おさえ止める。「按摩アンマ」 アンズ{動}しらべる(シラブ)。一つずつおさえてみる。いちいちだめをおしてしらべる。〈同義語〉→案。「按験アンケン」「巡按ジュンアン(省内を巡ってしらべる)」「按其図記=ソノ図記ヲ按ズ」〔→欧陽脩アンジテ{前}一つずつ順を追って、の意を示すことば。「按次=次ヲ按ジテ」「按戸=戸ヲ按ジテ」 アンズルニ{動}文の初めにつき、考えてみると、の意を示すことば。「按釈経云=按ズルニ釈経ニ云フ」 《解字》 会意兼形声。安は、女を下におさえて落ち着けるさま。按は「手+音符安」で、下におさえる動作のこと。 《単語家族》 案(上からおさえてひじをつく机)晏アン(日が上から下に落ちる)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1832