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【掩涙】🔗🔉

【掩涙】 エンルイ・ナミダヲカクス 涙をおさえる。「抱向空山掩涙看=抱キテ空山ニ向カヒ涙ヲ掩シテ看ル」〔→元好問

【掩掩】🔗🔉

【掩掩】 エンエン においが発散せず、あたりにたちこめるさま。

【掩塞】🔗🔉

【掩塞】 エンソク おおってふさぎとじる。

【掩蓋】🔗🔉

【掩蓋】 エンガイ おおいかくす。軍隊で、敵弾を防ぐためのおおい。

【掩鼻】🔗🔉

【掩鼻】 エンビ・ハナヲオオウ 鼻をおさえて、においをかがないようにする。「西子蒙不潔則人皆掩鼻而過之=西子モ不潔ヲ蒙ラバ、スナハチ人ミナ鼻ヲ掩ヒテコレヲ過ギン」〔→孟子

【掩撃】🔗🔉

【掩撃】 エンゲキ 敵を不意に攻撃する。『掩襲エンシュウ』

【掩蔽】🔗🔉

【掩蔽】 エンペイ 他人に知られないようにするためおおいかくす。『掩閉エンペイ』〔→韓非

【掩翳】🔗🔉

【掩翳】 エンエイ おおいかくす。

【掩護】🔗🔉

【掩護】 エンゴ かばい守る。→「援護」

【掛】🔗🔉

【掛】 11画 部 [常用漢字] 区点=1961 16進=335D シフトJIS=8A7C 《常用音訓》かかり/か…かる/か…ける 《音読み》 カ(ク/カイ(クイ)/ケ〈gu〉 《訓読み》 かける(かく)/かかる/かかり/かけ 《意味》 {動}かける(カク)。かかる。型にひっかける。高い所にひっかかってたれる。〈同義語〉→挂カイ/ケイ。「掛念ケネン(気にかかる)」「掛帆カハン(帆をかける)」 {動}かける(カク)。かかる。首をつる。枝にひもをかけて首をくくる。「自掛東南枝=ミヅカラ東南ノ枝ニ掛カル」〔古楽府〕 {動}〔俗〕登記して備えておく。「掛号クワハオ(書留カキトメ)」 〔国〕かかり。受け持ちの役。「出納掛スイトウガカリ(出納係)」かかる。かかり。時間や手間・費用などを必要とする。また、その手間・費用の大きさ。「大掛かり」「一日掛かり」かける(カク)。高めの場所にのせる。「腰を掛ける」かける(カク)。はかりで目方を計る。「天秤テンビンに掛ける」かけ。割合を乗じた割り増し分。また、数をあらわすことばについて、割合・歩合をあらわすことば。「掛け値なし」「七掛け(三割引き)」(6)かける(カク)。掛け算をする。 《解字》 会意兼形声。圭ケイは、△型に高く土を盛るさま。転じて、型に高くかけること。卦カは、卜(うらない)のしるしをかけること。掛は「手+音符卦」で、型にぶらさげておくこと。 《類義》 系ケイ・係ケイ・繋ケイは、糸でつなぐこと。懸ケンは、宙づりにぶらさげること。架カは、上に乗せておくこと。 《異字同訓》 かかる/かける 掛かる/掛ける「迷惑が掛かる。腰を掛ける。保険を掛ける。壁掛け。掛け売り」懸かる/懸ける「月が中天に懸かる。優勝が懸かる。賞金を懸ける。命を懸けて」架かる/架ける「橋が架かる。橋を架ける。電線を架ける」係る「本件に係る訴訟。係り結び。係員」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 〈注〉熟語は→【挂】を見よ。

漢字源 ページ 1857