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【散楽】🔗🔉

【散楽】 サンガク 昔、中国で行われた民間演芸の一つ。もと西域から移入され、劇・奇術などを演じた。▽日本の猿楽・田楽などの源流となった。サルガク・サルゴウ〔国〕中古・中世に行われた民衆芸能。能楽の源流となった。「猿楽」「申楽」とも。

【散関】🔗🔉

【散関】 サンカン 陝西センセイ省宝鶏市の南西、秦嶺シンレイにある関所が置かれた所。交通の要地。「大散関」ともいう。

【散髪】🔗🔉

【散髪】 サンパツ 髪を振り乱すこと。また、その髪。ざんばら髪。役人が役人をやめて隠居すること。▽冠をぬいで髪をふりみだすことから。「明朝散髮弄扁舟=明朝散髮シテ扁舟ヲ弄セン」〔→李白〔国〕髪の毛を刈ること。

【散漫】🔗🔉

【散漫】 サンマン 一面に飛び散る。「黄埃散漫、風蕭索」〔→白居易まとまりがなく、しまりがないさま。「注意散漫」

【散蓮花】🔗🔉

【散蓮花】 チリレンゲ〔国〕短い柄のついた、陶磁器のさじ。散った蓮ハスの花びらのような形をしていることから。

【散儒】🔗🔉

【散儒】 サンジュ 役にたたない学者。〔→荀子

【散薬】🔗🔉

【散薬】 サンヤク こなぐすり。粉薬。

【散騎常侍】🔗🔉

【散騎常侍】 サンキジョウジ 官名。散騎省の長官。散騎という官名は秦シン代からあり、漢代では天子のそばに騎馬で従う役であり、三国の魏ギ以後は天子のそばに仕えて天子をいさめる役となった。

【散職】🔗🔉

【散職】 サンショク ひまな職務。

【散宜生】🔗🔉

【散宜生】 サンギセイ〈人名〉周シュウの文王・武王の賢臣。[コウ]天・太公望・南宮[カツ]ナンキュウカツとともに文王の四友とされる。また、武王を援け殷インを滅ぼした。

【敞】🔗🔉

【敞】 12画 攴部  区点=5840 16進=5A48 シフトJIS=9DC6 《音読み》 ショウ(シャウ)〈chng〉 《訓読み》 ひろい(ひろし)/たかい(たかし) 《意味》 {形}ひろい(ヒロシ)。ひろく開けて明るいさま。ひろびろしたさま。朗らかな。〈対語〉→狭キョウ→窄サク(せまい)。「広敞コウショウ」「暢敞チョウショウ(明るく朗らかな)」 {形}たかい(タカシ)。土地がたかくてひろびろとしているさま。「高敞コウショウ」 《解字》 会意兼形声。尚ショウは「八印(ひらく)+向(空気抜きの窓)」からなる会意文字で、窓が開いて空気がひろくたかく出ていくさま。敞は「攴(動詞の記号)+音符尚」で、ひろく伸び伸びと開くこと。 《単語家族》 堂(たかくひろいひろ間)廠ショウ(ひろく明るい家)昌(開けて明るい)陽(開けて明るい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1963