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【斤】🔗🔉

【斤】 4画 斤部 [常用漢字] 区点=2252 16進=3654 シフトJIS=8BD2 《常用音訓》キン 《音読み》 キン/コン〈jn〉 《訓読み》 おの(をの) 《名付け》 のり 《意味》 {名}おの(ヲノ)〈類義語〉→斧フ。「斧斤伐之=斧斤モテ、コレヲ伐ル」〔→孟子{単位}重さの単位。一斤は十六両で、周代には二五六グラム、唐代以後は約六〇〇グラム、現代の中国では、五〇〇グラム。 「斤斤キンキン」とは、近づいて細かく見定めるさま。▽去声に読む。 〔国〕尺貫法の重さの単位。一斤は、普通一六〇匁で、約六〇〇グラム。 《解字》 象形。斤とは、ある物に、おのの刃を近づけて切ろうとするさまを描いたもので、おののこと。また、その石おのを、はかりの分銅に用いて、物の重さをはかったため、目方の単位となった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

【斤両】🔗🔉

【斤両】 キンリョウ 目方。▽「両」も重さの単位。

【斤斧】🔗🔉

【斤斧】 キンフ おの。〈類義語〉斧斤フキン。

【斤量】🔗🔉

【斤量】 キンリョウ はかりではかった目方。量目。はかりではかる。

【斥】🔗🔉

【斥】 5画 斤部 [常用漢字] 区点=3245 16進=404D シフトJIS=90CB 《常用音訓》セキ 《音読み》 セキ/シャク〈ch〉 《訓読み》 しりぞける(しりぞく)/ひらく/さける(さく)/みちる(みつ)/うかがう(うかがふ) 《名付け》 かた・とお 《意味》 {動}しりぞける(シリゾク)。押しのける。また、いけないと非難する。〈類義語〉→除(のぞく)。「排斥」「指斥(さし示してしかる)」「無益於民者、斥=民ニ益無キモノハ斥ク」〔→漢書{動・形}ひらく。さける(サク)。たたき割る。打ち割る。また、さける。広くひらけたさま。〈類義語〉→拓。「斥地=地ヲ斥ク」「広斥(広くひらけている)」 {動}みちる(ミツ)。いっぱいになる。〈類義語〉→貯(たくわえる)。「充斥(いっぱいにみちる)」 {動}うかがう(ウカガフ)。ひそかにようすをのぞく。「斥候セッコウ」「晋人使司馬斥山沢之険=晋人、司馬ヲシテ山沢ノ険ヲ斥ハシム」〔→左伝〕 《解字》 会意。「斤(おの)+丶印」で、おのでたたき割るさまを示す。割る、さけるなどの意。また、除に当てて押しのける意を示し、擇や驛の右側部分の字(のぞきみる、面通しする)に当てて、ようすをのぞく意に用い、儲チョ(いっぱい詰める)や貯(いっぱいにつめる)に当てて、みちる意に用いる。 《単語家族》 柝タク(木を打ち割る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 1991