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【沁】🔗🔉

【沁】 7画 水部  区点=6178 16進=5D6E シフトJIS=9F8E 《音読み》 シン(シム)〈shn〉/シン(シム)〈qn〉 《訓読み》 しむ/しみる(しむ) 《意味》 {動}しむ。しみる(シム)。細かいすみずみの所までしみこむ。▽滲シンに当てた用法。〈類義語〉→浸シン{名}川名。沁水シンスイ。山西省沁源シンゲン県にみなもとを発し、河南省にはいり黄河に注ぐ。 《解字》 会意兼形声。心は、心臓を描いた象形文字で、細い脈のすみずみまで血をしみ通らせる意を含む。沁は「水+音符心」で、水がすみずみまでしみわたること。

【汰】🔗🔉

【汰】 7画 水部 [人名漢字] 区点=3433 16進=4241 シフトJIS=91BF 《音読み》 タ/タイ〈ti〉 《訓読み》 はなはだしい(はなはだし)/おごる/なみ 《意味》 {動}強い勢いでたっぷりと水を流す。すすぐ。「淘汰トウタ(どっと洗い流す→不要なものを流しさる)」 「沙汰サタ」とは、(イ)砂をざっと洗い流す。不良なものを流して選別すること。(ロ)〔国〕転じて、君主の強い命令。 {形}はなはだしい(ハナハダシ)。おごる。標準以上にたっぷりある。多すぎる。〈同義語〉→泰。「奢汰シャタ(ぜいたく)」 {名}なみ。なみなみとたたえた水。「斉呉榜以撃汰=呉榜ヲ斉ベテモッテ汰ヲ撃ツ」〔→楚辞〕 《解字》 会意兼形声。大は、ゆったりと大きく手足を広げた人を描いた象形文字。太はそれに丶印を加え、ゆったりして何かが余分に余ったさま。汰は「水+音符太」で、水をたっぷりと流して洗うこと。 《単語家族》 大泰(たっぷり、ゆたか)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

漢字源 ページ 2459