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【沙門】🔗🔉

【沙門】 シャモン・サモン〔仏〕出家した者。僧。▽梵語ボンゴの音訳。善をなし、悪をなさぬ者の意。〈類義語〉桑門。

【沙草】🔗🔉

【沙草】 サソウ すな地に生えた草。

【沙渚】🔗🔉

【沙渚】 サショ 水べのすな地。「夢入家門上沙渚=夢ハ家門ニ入リテ沙渚ニ上ル」〔→李賀

【沙鳥】🔗🔉

【沙鳥】 サチョウ すな浜にいる水鳥。「深林棗実紅、沙鳥立陰中=深林棗実紅ク、沙鳥陰中ニ立ツ」〔→袁宏道〕『沙禽サキン』

【沙場】🔗🔉

【沙場】 サジョウ =砂場。砂漠サバク。特に戦いの場としての西北の砂漠。「百戦沙場砕鉄衣=沙場ニ百戦シテ鉄衣ヲ砕ク」〔→李白

【沙棠】🔗🔉

【沙棠】 サトウ 果樹の名。材は舟をつくるのに用いられる。

【沙塞】🔗🔉

【沙塞】 ササイ・シャサイ 西北の砂漠サバクの中にあるとりで。「胡兵沙塞合、漢使玉関回=胡兵沙塞ニ合シ、漢使玉関ヨリ回ル」〔→李白

【沙漏】🔗🔉

【沙漏】 サロウ すな時計。

【沙墟】🔗🔉

【沙墟】 サキョ 砂漠サバクの中にある部落。「煙生沙墟寂=煙生ジテ沙墟寂タリ」〔→高啓

【沙磧】🔗🔉

【沙磧】 サセキ すなの原。砂漠サバク。「猛気英風振沙磧=猛気英風沙磧ニ振ルフ」〔→李白

【沙頭】🔗🔉

【沙頭】 サトウ 水のないすなの川原のほとり。「沙頭空照征人骨=沙頭空シク照ラス征人ノ骨」〔→陸游

【沙羅】🔗🔉

【沙羅】 サラ・シャラ 木の名。りゅうのうこう科の常緑樹。高さが三〇メートルにも達し、花は小さく淡黄色で、芳香がある。インド原産。

【沙羅双樹】🔗🔉

【沙羅双樹】 サラソウジュ・シャラソウジュ →「娑羅双樹」

【沙鴎】🔗🔉

【沙鴎】 サオウ すな浜にいるかもめ。「飄飄何所似、天地一沙鴎=飄飄何ノ似ルトコロゾ、天地一沙鴎」〔→杜甫

【飛沙走石】🔗🔉

【飛沙走石】 スナヲトバシイシヲハシラス 大風がすなをとばし、石をころがす。〔→捜神記〕 〈注〉その他の熟語は→【砂】を見よ。

漢字源 ページ 2458